3月26日(木)、日本ゴルフ協会(以下JGA)が都内で会見を開き、「日本オープン」の出場資格、それに伴う予選会の変更を発表。「日本オープン」が世界のナショナルオープンで1番門戸を開いた大会に生まれ変わろうとしている。

昨年はアダム・スコットが出場!写真で日本OPをプレイバック!
 今回の変更の中で一番の特徴は、日本中のゴルファー全員に出場できる可能性を与えたこと。これまで日本オープンへの出場権を付与している地区オープンを開催していない関東、東北はJGAが別途予選会を開いていた。しかし、今年からその予選会の前に“Road to Japan Oppen ドリームステージ”と題した更なるトライアルを設置。この予選会にはJGA/USGAハンディキャップインデックスを所持さえしていればその数字に関係なく全てのゴルファーが参加できる為、誰もが「日本オープン」出場を目指すことができる、まさに“夢のある”舞台となっている。

 この予選会ができた背景には2つの理由がある。1つは「JGAハンディキャップインデックスの普及」。JGAの専務理事である永田圭司氏が「ゴルフ界でJGAがやるべきことはインフラの整備だと思っています。そのインフラの1つであるハンディキャップが全く普及できていなかった」と語るように、数年前まで「“JGAは本当に普及させたいの?”と聞かれる有様だった」。そこから様々な取り組みを行い会員は増えつつあるが、今回の“ドリームステージ”で一気に会員増を狙う。

 もう1つが「日本オープンの真の意味での“オープン”化」。JGAの常務理事でトーナメントプロデューサーの戸張捷氏は「ハンデをもっているアマチュアなど資格を持っている人にはできるだけ出場してもらいたいと思った」と語る。その理由を聞くと、「今、ゴルファーの減少という大きな問題がある。日本オープンを通じて少しでも多くの人に興味を持ってもらいたい」という想いから、今回の予選システムを構築したという。

 この他の変更として本戦の出場資格に「2015年6月1日時点での世界ランキング上位100名のうち上位5名」を盛り込んだ。加えて前年の賞金ランクでの出場資格を20位から30位に増加。これはJGA理事の山中博史氏曰く「世界のトッププロや賞金シード上位の選手に出場してもらうことで、日本オープンというフィールドを厚くするため」という狙いだと語る。「その代わり、全米や全英に習いアマチュアに付与する資格を減らしました。ただ、その分最終予選に出場できるアマチュアの資格を増やしましたので、実力のある選手なら本戦に出場できると思います」とよりレベルの高い「日本オープン」にする為の変更であることを強調した。

 さらに、山中は「来年からは地区オープンへの資格付与を無くし、完全予選化にしていきます。そして将来的にはアジア地区でも予選会を実施したい。もちろんこれらは男子だけでなく、女子、シニアでも同様にやっていきたいと考えています」と今後について語り会を締めた。尚、“Road to Japan Oppen ドリームステージ”への応募はJGAのホームページより行うことができる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>