<JTBCファウンダーズ・カップ 最終日◇22日◇ワイルドファイアGC(6,583ヤード・パー72)>

 今季の米国女子ツアー第6戦「JTBCファウンダーズ・カップ」最終日、43位タイからスタートした宮里美香は、5バーディー・1ボギー・1ダブルボギーの“70”で回り、通算8アンダーにスコアを伸ばして37位タイで大会を終えた。

 序盤は4番・パー3を3パットとしてボギーが先行したものの、7、9番をバーディーとし1アンダーで折り返す。後半に入ると「良いゴルフができたのになかなかパットが決まらなかった」と、パーセーブの展開となったが、15番・パー5で長いパットが決まりバーディー。「そのあとにダボを打ってしまったのがすごく残念」と話すように、16番でスコアをイーブンに戻してしまうが、そこから気持ちを切り替えて、上がり2ホールをバーディー締め。

 「上がりの2ホールは簡単じゃないので、バーディーが取れたのはうれしい。4日間通じてビッグスコアは出せなかったけれど、アンダーで回れたのはよかった」

 オフの練習の成果でショットには手応えをつかんでいるという宮里。一方、パッティングは良かったり悪かったりと、日によって状況は変わってしまうようだ。

 「でも、悪いイメージはなく、良い感じできていると思う。(今日は)後半にだいぶよくなったので来週につながる。来週はポアナ、苦手なのでしっかり攻略したい」

 一方、55位タイから出た上原彩子は、3バーディー・ノーボギーの“69”でラウンド。スコアを3つ伸ばし、通算7アンダーの45位タイでフィニッシュした。

 「昨日よりはチャンスが少なかったけれど、ノーボギーはよかった。それよりも今回はぎりぎりで、予選通過しないのでは、と思ったところで入って4日間プレーできたことはよかった」

 前半9ホールはパーをキープ。後半はパットが決まり、バーディーを3つ奪ったが、「今日はラインがあまり読めていなかった」と振り返るように、パッティングには課題を残す1日となった。

 「ストロークは問題ないと思うけど、リーディングが合わないと思った。来週のグリーンはここと違ってポアナで、本当に難しい。午前、午後でもコンディションが変わるのでしっかりと対応できるようにがんばりたい」

 来週の「キア・クラシック」を終えると、いよいよ今季のメジャー第1戦「ANAインスピレーション」を迎える。「ロングヒッターが有利なコース。そこでしっかりと正確なショットが打てれば私にもチャンスはある」と宮里美香が話すように、日本勢が大舞台でも上位争いを演じる可能性は十分。メジャーへいいイメージで入るためにも、来週は大事な一戦となりそうだ。

野村敏京のコメント(6バーディ・2ボギーの“68”、通算11アンダー、24位タイ)
 「前半3つバーディーで良い流れだったのに、8番はカラーから3パットしてしまった。あのボギーで流れを止めてしまいました。でもスコアを伸ばせて良かった。去年と違って全体的にゴルフが成長したのが分かるし、それがうれしい。去年はゴルフが子どもで、ボギーを打つとすぐにまた次のホールでミスと、ズルズル崩れた。今年はそれがなく落ち着いている」

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