15日に閉幕した国内女子ツアー第2戦『PRGRレディス』。プレーオフを制した李知姫(韓国)が3年ぶり18度目の栄冠を手にした。

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 これで初戦「ダイキンオーキッドレディス」のテレサ・ルー(台湾)、2戦目の李と、開幕2試合とも海外勢の優勝。勝負強さを見せつけた李は、優勝会見で「今日勝ったことで気持ちがラクになりましたし、まだ優勝できると思うので頑張りたい」と賞金女王を狙う意気込みを見せた。

 また李と同じ韓国勢で、初日に8アンダーを叩き出した全美貞(韓国)も今季の復活を期していた。2日目、最終日はスコアを伸ばすことはできなかったが「(未勝利だった)昨年はケガで気力も体力もなかった。今年は優勝したい思いは強い」という。

 2014年シーズン、海外勢の優勝回数は37試合中20試合(アン・ソンジュ5勝<韓国>/申ジエ4勝<韓国>/イ・ボミ3勝<韓国>/テレサ・ルー3勝<台湾>/リ・エスド1勝<韓国>/ジョン・ヨンジュ1勝<韓国>/フェービー・ヤオ1勝<台湾>/O・サタヤ1勝<タイ>/イ・ミヒャン1勝 <韓国> ※優勝したミズノクラシックは全米女子プロゴルフ協会公式戦)。過去最多を更新したが今年はさらにその傾向が強まる可能性がある。

 昨季の優勝者たちが、今季も同様の成績を収めるとは限らないが、李と全も複数回優勝を果たす実力は十分。そして世界ランク4位のフォン・シャンシャン(中国)もスポット参戦してくれば優勝候補間違いなしで、さらに今季から日本ツアーに本格参戦している韓国女子ツアー2年連続賞金女王(11年、12年)キム・ハヌルも力を秘めている。

 海外勢の優勝が増えたからといって、女子ツアーの人気に陰りが見えるということはない。事実、賞金ランクトップ4を海外勢が占めた2014年シーズンも、ギャラリー数は前年より3万人以上も増えている。ただ、優勝者に日本勢の名が少ないのは、やはり寂しい。

 『PRGRレディス』での日本勢は、北田瑠衣、不動裕理ら30代の奮起が目立った。昨季の新人王・鈴木愛が今後2勝目を上げれば一躍ツアーを引っ張る存在に駆け上がる可能性を見せ、菊地絵理香が今年こそ悲願の初優勝を達成しそうな予感を漂わせたが、全体的に若手の突き上げが足りない印象だった。

 第3戦は『Tポイントレディス 』は3月20日(金)に開幕する。注目はディフェンディングチャンピオンの森田理香子と、2試合連続TOP10入りをしている上田桃子。両者とも初戦の前日会見で“ツアーを引っ張る”と発言。元賞金女王2人がともに優勝争いをする展開を期待したい。

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