<ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 最終日◇15日◇土佐カントリークラブ(6,217Yards ・パー72)>

 混戦となった『PRGRレディスカップ』を制したのは韓国のベテラン李知姫だった。鈴木愛に1ストローク差をつけられ、迎えた最終18番。パーオンしたが約20mのロングパットが残った。誰もがすでに“勝負あり”と思ったが、ここで本人も「ビックリした」いうこのロングパットを土壇場で沈め、プレーオフへと持ち込んだ。そして、勝負を決したプレーオフ3ホール目でも9mをズパッとねじ込み3年ぶりの優勝を果たした。

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 パッティングの不調を感じていた李は、今季オフにコーチから、グリーンでのパット練習と並行して、カーペットの上での練習を提案されたという。カップを狙うとどうしてもカップばかり気にして合わせて打ってしまうので室内でペットボトルなどの目標に3〜4mを繰り返し打つ。「あくまで毎パット“同じストロークで打つ”ことだけを考える(李)」。

 カーペットでのパター練習をやり始めると「コースでやるよりも(ストロークを意識しやすく)いいかも」と感じ、合宿中はホテルでほぼ毎日30〜40分打って、その後グリーンでも練習していたという。プレーオフのグリーン上は、平常心ではいられない。ブレないストロークを繰り返す練習がこの大事な場面で生きた。

 今大会では上位争いをした表純子、不動裕理と「もっと長くやりましょう!」と話しているという李。韓国の後輩たちが活躍し、賞金女王に輝いてきたが「まだ優勝できる」という気持ちを持ち、自身も賞金女王を狙う気持ちを持ち続けているという。そのための練習はいつも試行錯誤。そんな彼女の復活の秘訣がカーペットでのパター練習というのは少し面白い。

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