<ザ・ホンダクラシック 事前情報◇25日◇PGAナショナル(7,158ヤード ・パー70)>

 米国男子ツアー「ザ・ホンダクラシック」がフロリダ州にあるPGAナショナルで26日(木)に開幕を迎える。日本勢で唯一出場する石川遼はプロアマに出場せず、ドライビングレンジとパッティンググリーンで調整。初日はトップスタートということもあり、15時前にはコースを後にした。

石川遼、4戦連続の予選落ち「課題ばっかり」ノーザントラストOP
 練習を切り上げた石川は淡々とした表情で報道陣に応対した。現在4試合連続予選落ち中と苦しんでいるが、「スイング的に意識するのは軸、前傾角度。リズムよくリラックスしてバックスイングあげられるか。オフからの課題なので、特にかえるところはないですね」。現状で結果はでなくとも、将来を見据えて継続的に課題に取り組んでいる。

 今大会が開催されるPGAナショナルは過去2年予選落ちと苦しんでいる難関コース。昨年は初日INから出ると10番でボギー、11番では2度の池ポチャでダブルパーと大きく出遅れた。

 同じINスタートとなる今年もカギは立ち上がり。「10番、11番はストロングホール。6時45分スタートなのでしっかり身体を仕上げていかないと、かなり長いホールなので厳しくなる」と警戒した。INには15番から17番まで続く「ベア・トラップ」と呼ばれる難関も控えているだけに、初日のフロント9がまずは重要なポイントとなりそうだ。

 今大会石川が組み込まれた予選ラウンドのトップスタート組は日も昇りきらないうちから練習を始め、まばらなギャラリーに見送られて静かにスタートしていく。反対に翌日は遅いスタートになることも多く、いわゆるメイン組に比べて調整も難しい立場だ。常に注目を集めてきた日本ではしてこなかった経験。しかし、これが今の米ツアーでの立ち位置であることは石川自身が誰よりもわかっている。

 「明日なんかスタート直前まで真っ暗な中、練習をしていくと思う。でもそういうところから、良いスタート時間のところで回れるようになっていければ。ハングリー精神をもってやっていきたい」。暗闇のスタートとなっても、目に光は失っていない。

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