<ゴルフ日本シリーズ JTカップ 最終日◇7日◇東京よみうりカントリークラブ(7,023ヤード・パー70)>

 開幕前から賞金王を公言し、見事悲願の初戴冠を果たした小田孔明。持ち味のショットに加え、アプローチなどグリーン周りの技術向上も栄冠を後押しした。

小田孔明、メジャーでの経験が後押しした賞金王戴冠
 今大会3日目に小田と同組で回った石川遼は「ドライバーも飛んで曲がらないし、アイアンが特に上手い。世界の選手にひけをとらない球、音、スピンだと思う」と、そのショットの切れ味に改めて感嘆した。

 続けて「孔明さんは来年も日本でプレーされると思いますけど…」と前置きした上で、「僕としては、アメリカで孔明さんがプレーしているのを見てみたい。あのショットがあれば世界中どこのコースでも攻略できると思う」と自らの希望も込めて、将来の米ツアーでの競演を期待した。

 最終日を同組で回り、同じHONMAとクラブ契約の谷原秀人は「1年間いい成績を残した選手が賞金王になれる。トータル的に見てショットもパットも上手いので、賞金王にふさわしい」と総合力を称賛。賞金王を争った近藤共弘は「昔からパンチ気味にラインを出していくスタイル。(高校の)後輩ながらも彼には見習う部分が多いですね」とショットの精度に注目した。岩田寛は「なんか、野獣って感じですね。雨降っても半そでだし…」と独特な表現で賞金王を評した。

 各選手注目ポイントはあるが、共通するのはショット力の高さ。そこに小田独特の気持ちを込めていくスタイルが悲願を引き寄せる原動力となった。

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