<カシオワールドオープン 3日目◇29日◇Kochi 黒潮カントリークラブ◇(7,315ヤード・パー72)>
 
「カシオワールドオープン」3日目が終了。前日から1つスコアを落とした石川遼は37位タイに後退した。「理想は最終日最終組」と語り、なんとしても上位に食い込みたい3日目だったが、一つのミスが流れを止めてしまった。

最終日最終組を見据える石川遼! 爆発間近
 立ち上がりは順調だった。スコアを2つ伸ばして、いよいよ反撃開始か!?とギャラリーの期待を受けながら迎えた8番パー3(225ヤード)。5番アイアンで打ったティショットがグリーン右のバンカーに吸い込まれた。石川は「ここが分岐点だった」とホールアウト後に悔やんだ。

 「右からのアゲインストだったので、フェードで風にぶつけていこうと思ったが、体が開いて右へ曲がってしまった」という痛恨の一打。「キャリーで(そのバンカーに)入ったら目玉になるとわかっていた」と毎年回っているコースのなかでの要注意ポイントだったが、積極性が裏目に出てしまった。ダブルボギーとなり、燃えかかっていた石川のエンジンは8番で止まる。後半は風の影響もありスコアを一つ落とし、トータル4アンダーでのフィニッシュ。逆転優勝は非常に厳しい状況となった。

 「前半はパターのタッチも読みも合っていて、気になるところはなかった」という石川。「風が吹けば吹くほど(スタートが遅い上位陣は影響を受けるので)自分にはチャンスがあると思っていた」というが、自らが8番ホールの浜風に惑わされて、自滅した。

 初日は期待を抱ける内容だったが、結果的に尻つぼみの3日間。今までの3試合同様、優勝争いに一度も絡めない不甲斐ない展開となった。だがまだ気持ちは切れていない。「明日は切り替えてやるしかない」とホストプロとしての責任を背負い最後まで戦うと宣言。がむしゃらに攻めるゴルフをギャラリーに見せて欲しい。

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