<カシオワールドオープン 2日目◇28日◇Kochi 黒潮カントリークラブ(7,315ヤード・パー72)>

 男子ツアーも残り2戦。現在開催されている「カシオワールドオープン」の結果で、来季の賞金シードが確定。当落線上の選手にとってはまさに正念場だ。

天国と地獄 シード圏内75位に滑り込むのは誰? 
 12年連続でシードを守ってきた矢野東(同82位)は2日間トータル1アンダーとカットラインギリギリで予選を通過。シード権保持に望みを繋いだ。残り2日間での巻き返しが必須だが、本人は「予選を通っても今のゴルフの状態では厳しい。一生懸命やっているんですが…」と悲観的。79位以内の目安はおおよそ1,100万円。矢野は200万円ほど積み上げなければならない状況で、今大会15位〜20位フィニッシュが滑り込みへのボーダーラインとなるだろう。

 今季不振にあえぐ横尾要もギリギリでの予選通過となったが、現在の賞金ランクは122位で、逆転シードにはトップ3以内に入り、1000万以上を獲得しなければならない。「僕の場合はほとんど無理なので」と半ば開き直っている状況で、今は「QTは初めて。行きたくないけど、行くしかない。予選通過で2日間猶予が出来たと思って、何か不調を脱するキッカケを掴みたい」と、ショットの出来の悪さを今大会で少しでも改善し、QTに臨む気持ちのほうが大きいという。

 一方、2日目終了時点で、現在の賞金ランク79位より下の選手が予選落ちした場合は、賞金シード争いから脱落し、「ファイナル クォリファイング トーナメント(QT)」行きが確定する。河野祐輝(現在賞金ランク87位)、上平栄道(同88位)、野仲茂(同96位)、金聖潤(同105位)、また今季で「ツアー選手権」勝利による5年シードが切れる五十嵐雄二(同131位)の5選手、はこの日、シード喪失という現実を突きつけられた。

<ゴルフ情報ALBA.Net>