<カシオワールドオープン 2日目◇28日◇Kochi 黒潮カントリークラブ(7,315ヤード・パー72)>

 国内男子ツアー「カシオワールドオープン」2日目、8バーディ・ノーボギーの“64”で回った片山晋呉がトータル10アンダーで首位に躍り出た。「三井住友VISA太平洋マスターズ」から左カカトの痛みを抱え、ショットの時も踏み込めず、階段も後ろ向きではないと下りれないほどの状態だが、なんとこの日はコースレコードタイを叩き出した。

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「ピンポイントに狙う箇所を絞ったり、緻密な戦略が要求されるコースが好き」という片山にとって、各ホールの幅が広いKochi黒潮カントリークラブは「苦労するタイプのコース」なのだという。「このコースでトップは初めて。どうしていいかわからない」と本人も困惑気味だ。

 苦手なコースで、さらに左カカトに爆弾を抱えてのラウンド。“うまくハマった理由は?”という問いには「ダンロップフェニックスで同組で回った中嶋常幸のギラギラ感に影響された」と答えた。「ミスショットして“クソォー”って悔しながらクラブをバッグに入れて…。ギラギラしているなと。自分が60歳の時に同じことが出来るかって考えた」と片山。そして「嬉しかったのは(いろんな球を打てる)晋呉と回るのが1番楽しいという言葉」と、中嶋からの“褒め言葉”が自身のモチベーションに火をつけたのではないかと語った。

 通算27勝、秋が得意な男が「カシオワールドオープン」は未だ勝利なし。「ずっとクラブを1本もって杖がわりにして歩いている」という満身創痍の状態。だが「勝ちたいのはみんな一緒。僕はなるべく頭を使わずに省エネで2日間やりますよ」と、苦手コースでの初勝利を願った。 

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