<ダンロップフェニックス 3日目◇22日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>

 松山英樹、ジョーダン・スピース(米国)の最終組対決も熱いが、賞金王争いも熱い。現在賞金ランキング1位の小田孔明が7バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの“68”でスコアを3つ伸ばしトータル8アンダーの5位タイに浮上。大会前から「最低でもトップ5」を公言してきたが、有言実行圏内に自らを押し上げて最終コーナーを回った。

賞金王へ小田孔明が3位発進!追う藤田は「人のことより…」
 前半はバーディ、ボギーが交互にくる展開で停滞。しかし、10番で3パットで痛恨のダブルボギーを叩くと「ブチーって切れた。火がつきましたよ」。怒りのままに11番でバーディを奪い返すと、15番ではさらなる着火装置が発動。

 「ティグラウンドのボードを見たら藤田さんと4アンダーで並んだのが見えて、えーっ!て」。ランキング2位の藤田寛之が4連続バーディなどで急浮上したとあれば、足踏みはしていられない。「そこから4つ並べましたよ」と15番から4連続バーディで藤田に4打差をつけてフィニッシュを迎えた。

 この日は13番でセカンドを放った際にサンドウェッジが地面の石に当たって損傷する不運もあったが、16番ではそのサンドウェッジで「(損傷した)底を使わず払って打った」とラフからのセカンドを2メートルにつけるなどテクニックで切り抜けた。

 首位とは6打差と離れたが、最終日が賞金王へ向けての大事な18ホールになることは言うまでもない。「誰が来てもおかしくないから、自分がしっかり稼いで最後1番上にいられればいいと思う」。攻めの姿勢は最後まで崩さない。

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