<大王製紙エリエールレディスオープン 事前情報◇19日◇エリエールゴルフクラブ(6,428ヤード・パー72)>

 国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」が香川県にあるエリエールゴルフクラブにて20日(木)に開幕。今シーズン初優勝を挙げた鈴木愛、前田陽子にとっては凱旋試合となり、大きく成長した姿を見せる絶好の機会だ。

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「日本女子プロ選手権」でツアー初優勝果たした鈴木。「ニトリレディス」から休み無く出場しているため「やっと帰ってきた」と待ちに待った3か月ぶりの帰郷となった。

 自宅からトーナメント会場に通うのはプロになって初めて。「リラックスできる」と歓迎ムードだが、意外にも“身内の応援”を警戒しているのだとか。応援自体は非常にありがたいというが「知っている人、特に身内の人がくると、試合をしている感じだったり、緊張がほぐれすぎてしまう」とアットホームな雰囲気になりすぎるのを心配していた。

 今大会は初勝利以降、「一番勝ちたい」と言い続けてきた試合。得意なコースではないが「最終日最終組で回る」という目標を実現するために、緊張感を持って戦っていく。

 もう1人、凱旋試合となるのが、先週の「伊藤園レディス」を制し今大会への出場権を掴んだ前田陽子。徳島出身の彼女だが、香川は高校の3年間を過ごした思い出の地だ。

 涙の初優勝から3日。お祝いの電話やメールはまだすべて返せていないというが、当の本人は「それ以外はあんまり変わらないですね」と、浮ついた気持ちはなく、今まで通り平常心を保っている。この日は初めてレギュラーツアーのプロアマに参加。樋口久子相談役と同組となり「プロアマ時のアドバイスをもらった」と1つずつシード選手としての階段を登っている。

 年1回は訪れるというコースは「あまり印象が良くない」と苦手意識がある。「広く見えていても、狭かったり…」と多くの選手がこのコースのポイントに挙げるフェアウェイは毎年回っていても難しいようだ。

 取材中も優勝の余韻もあまり感じさせず淡々と話した前田。昨年までダンボール工場に勤めながらゴルフを続けていた苦労人は、冷静さを武器に2週連続優勝の快挙を目指していく。

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