<大王製紙エリエールレディスオープン 事前情報◇19日◇エリエールゴルフクラブ(6,428ヤード・パー72)>

 国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」が香川県にあるエリエールゴルフクラブで20日(木)から開幕する。来週は今シーズンの優勝者と賞金ランク25位以内の選手のみ出場できる「リコーカップ」のため、多くの選手は今週が最終戦となり、賞金シードが確定する大事な大会となる。

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 賞金ランキング50位までの選手に与えられる賞金シードを2011年から守り続けている金田久美子がシード権喪失のピンチに立たされている。現在、金田は約1360万円を獲得し賞金ランク59位。シード権の目安とされる2,000万円までは約640万円が必要という状況だ。そんな厳しい状況の金田「ベスト3くらいに入らないといけないので流れ的にも苦しい」と吐露。加えて「調子は良くないです。昨日とかはショットがどうしようもなかった」と明るい材料はほとんどない。それでも「(喪失した場合)最悪QTもあるし、それに向けてということでも良いゴルフをしたい」と前を向く。

 賞金ランキング55位につける工藤遥加は、「緊張はしてるけど、シードを意識して戦わないといけない」と言葉に力を込める。現在の獲得賞金は約1,540万円で「今年はベスト10以内が1回しかないので、(シード獲得の賞金額へは)これまでやってきた以上の結果を出さないといけない」という現状。だが「最後の試合なので、お世話になっている人、応援してくれる人のためにも頑張りたい」と強い決意を胸に、今季最高の結果を残すべく今大会に臨む。

 また、欠場者が出たことでウェイティングからの5名の出場者が今日発表された。その中には賞金ランク47位の下川めぐみ、54位の井芹美保子、58位の斉藤愛璃らシード権当落線上の選手が名を連ねた。それぞれの思いが交錯するこの大会。今年はどんなドラマが生まれるのだろうか。

 ちなみに、現在46位につけるフォン・シャンシャン(中国)は出場義務試合を達していないため除外され(ただし2012年に「日本女子オープンゴルフ選手権」を優勝し複数年シードを持っているため、シード権自体は保持)。また51位の不動裕理は永久シードを保持しているため、50位以内に入っても除外。すなわちシャンシャンと不動を除いた上位50名が来シーズンのシード権が争われる。

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