<伊藤園レディスゴルフトーナメント 2日目◇15日◇グレートアイランド倶楽部(6,639ヤード・パー72)>

 国内女子ツアー「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の2日目。2位タイから出た前田陽子はスコアを4つ伸ばしトータル7アンダー、首位の原江里菜、藤本麻子とは1打差の3位タイで最終日に駒を進めた。

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 前田はQT12位の資格で今季がプロ入り初のツアーフル参戦。最高位は「meijiカップ」の10位タイとここまで目立った活躍は無かったが、この試合では優勝が狙える位置につけた。

 前田は試合には06年から試合に出ていたが、08年に5度目のプロテストでようやく合格。「ゴルフだけでは食べていけなくて」、21歳のころからダンボール工場にアルバイトとして勤務。一時はキャディなどもやっていたが、「ゴルフ以外のほうが気分転換にもなるので」、安全靴にヘルメット姿で作業をしていたという。

 何度もゴルフを辞めようかと思ったこともあるが、「プロになったからには1度はツアーで戦いたい」と諦めずに9時から16時の勤務後にコツコツ腕を磨き、今季ようやくフル参戦の機会を得た。

 この試合ではフェアウェイウッドのシャフトに関して悩みがあったが、昨晩契約メーカーに調整してもらい、悩みは解決。「ここまで上手くいくとは。いつもは伸ばすことが出来なかったので」と2日間きっちりスコアを作って優勝争いに絡んできた。

 明日は「緊張せずにやれるとは思えないけど、初めてのことですし良い経験になると思ってやります」と冷静に話した前田。座右の銘は「ガマン、辛抱強く」だという29歳。これまでの努力が明日花開くか。最終組の1つ前で初の栄冠を狙いにいく。

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