<三井住友VISA太平洋マスターズ 初日◇13日◇太平洋クラブ 御殿場コース (7,246ヤード・パー72)>

 同組のマスターズチャンピオンが豪打でギャラリーを魅了する中、2010年、12年と2度この大会を制している石川遼は、コースとの相性の良さとは裏腹に足踏みを続けた。

石川遼が教える“ココが凄いよ!バッバ・ワトソン”
 「ショット、アプローチが悪すぎましたね。よく1オーバーで上がったと思う」。バーディを先行させて迎えた13番パー3では、ティショットを左に大きく曲げて林に入れてボギー。名物ホールの18番パー5では2オンに成功してバーディを奪うも、ハーフターン直後の1番ではグリーン右サイドからのアプローチを“チャックリ”。6番ではアプローチがピンをオーバーして池に入れるなど、快調にスコアを伸ばすバッバ・ワトソン(米国)を横目に波に乗れない18ホールとなった。

 2010年に今大会を制した際使用していた“オデッセイ ブラック・シリーズ ix #9”を投入し「パットは良く入ってくれた」とうなずいたものの、先週からやや乱れているスイングは修正の真っ最中。「練習では良くなっているので、良い傾向にはある」としながらも「浮き上がるような動きは出ていないけど、まだタイミングが合っていない」。左右にショットを曲げて浮上のきっかけをつかめなかった。

 首位スタートを決めた同組のワトソンとは、初日で6ストロークの差がついた。9年ぶりの日本ツアー参戦にもかかわらず5アンダーを出したレフティには「日本のラフに対してアイアンの距離感もピッタリだった。練習ラウンド1日とプロアマだけで合わせてくるのがすごい」と目を丸くしたが、驚いてばかりもいられない。

 「本当にギリギリ。バッバがトーナメントをひっぱる存在になる。今日もダボを打ってあの位置にいるので、明日も4アンダー、5アンダーくらいでは回ると思う。彼との差を広げられないようにしたい」。ホームグラウンドでこれ以上足踏みを続けるわけにはいかない。

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