<HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦 最終日◇9日◇美浦ゴルフ倶楽部(6,968ヤード・パー71)>

「勝てなかった3年間は長かったけど、少しづつレベルアップしている実感はあった。早く優勝という結果が欲しかった」と3年振りの美酒を味わった今大会を振り返った近藤。「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」最終日は、一時は谷原秀人に並ばれるも、首位を一度も譲らず、最終的には2位と4打差をつけた快勝だった。

首位の近藤共弘“パターが良いとゴルフが楽”
 6度目の戴冠は、過去の優勝時に味わったことがない感覚だった。今までは自分の勝ち方というものがわからなかった。しかし今回は「初日から日を追うごとに自分のゴルフに手応えを感じながらプレーできた」という。最終日は優勝スコアを20アンダーに設定。周りに惑わされずその数字だけを目指した。

 2つ伸ばして迎えた9番で、電光掲示板のリーダーボードをうつむいて見ないようにするなど、余計な情報を完全シャットアウト。「見ないようにしても、ついクセ見ちゃうタイプ。“今日は絶対に見ない”と決めてた。」と周りを気にせず、攻め方を絶対に変えない、守りに入らないという強い気持ちで、2位以下を引き離した。

 今年で37歳になったが、年々技術もパワーも向上している実感がある。「今日同組だった藤本(佳則)とは一回り違うし、(石川)遼や松山とか20代で活躍している選手が増えている。でも40代で伸びていく藤田(寛之)先輩のような選手もいる。」という近藤。「僕は体が小さいですけど飛距離はまだまだ伸びている」と同じ専修大学出身の先輩・藤田を自身に重ね合わせ、技術だけでなく体力も伸ばしていきたいと宣言した。

 またもう一人。参考にしたいというのは、小田孔明。「彼の意識の高さ、強気なところは見習いたい。気持ちの強さは昔からで、技術力が上がってきてすごく強くなった。」と東京学館浦安高校時代の1学年下の後輩からも刺激を受けているという。

 今大会終了時で賞金ランク3位に浮上。「今日優勝出来たからといって、次どうなるかはわからない」と飄々として語る近藤だが、ここ5試合で優勝を含めて4度のトップ5入り。賞金額が大きい試合が続くなか、いま最も安定してるのはこの男だ。着実に賞金を積み上げていけば、刺激を受ける“先輩”と“後輩”の2人を颯爽と抜き去ることが出来るかもしれない。

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