<HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦 事前情報◇5日◇美浦ゴルフ倶楽部(6,968ヤード・パー71)>

 先週の「マイナビABCチャンピオンシップ」で優勝争いを繰り広げ、惜しくも2位タイで終えた谷原秀人。今週「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」の初日を8バーディ・1ボギーで回り、7アンダーで首位タイに立った。先週に引き続き好調をキープしている谷原だが、今大会の入り方は“いい加減”だった!?

2位Tの谷原秀人「完敗ですね 勝負の分かれ目は11番」
 「これからの試合は、火曜日は練習だけにして、ラウンドはプロアマだけにしようかなと考えています。調子がいいので疲れを取りつつ、ゴルフはほどほどに。気持ちよくやるためにね」と終盤戦に向け、いい意味で“抜きながら”試合に挑むのが今の谷原のスタンス。

 だがこの後のエピソードは洒落にならない。「完全にレジストを忘れていた。風呂に入ろうかなって思ってたら、スタッフに言われて気づいた。この際しなくてもいいかな、なんて思ったけど」と取材陣を笑わせたが、間に合わなければあわや失格の事態だった。

 こんな具合に一見“いい加減”に感じられる谷原だが、ショット練習やギアの調整に関しては“数字命”。クラブ調整に関しては、“自身の感覚”を大事にするプロが多い中、弾道計測器のデータをこと細かに確認し信用するタイプ。新しいギアを試す際も、初速、打ち出し角、入射角などが自分の理想数値に達していれば、迷うことなく採用するという。

 日々変化していく感覚ではなく、はっきりと目にわかるデータで、自分のスイングを管理できていることが“抜きながら”調子を保っていける秘訣なのかもしれない。

 それに加えてこの日のような、観客も度肝を抜く4連続バーディを奪う爆発力が彼にはある。今季はまだ未勝利だが、残り5試合の内の1勝は谷原のような気がする。  

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