<日本シニアオープンゴルフ選手権競技 3日目◇1日◇小野グランドカントリークラブ(6,911ヤード・パー72)>

 上位2人がスコアを伸ばせず混戦となった3日目。そんな中、明日53歳の誕生日を迎える井戸木鴻樹が6バーディ・1ボギーの“67”をマーク、通算12アンダーまで伸ばし倉本昌弘を捉え首位に並んだ。

倉本昌弘、シニアオープン制覇へ首位!「あと2日間同じゴルフを」
 予選を単独3位で通過した井戸木は最終組の1組前でスタート。すると出だしの1番で幸先良くバーディ。続く3番でもバーディを奪い順調にスコアを伸ばした。5番では唯一のボギーを叩くも6番でバウンスバック。さらに続く7番でもバーディを重ね、2桁の10アンダーに。1打差で単独首位に立っていた倉本が9番で落としたため前半で首位に並んだ。

 首位に並び後半へ入った井戸木。すると12番で早速バーディを奪い単独首位に。しかしその後はなかなかチャンスを作れず伸ばせない。そんな中、倉本が13番、16でバーディを奪い再び単独首位に浮上、1打差の2位に後退した。そして1打差の2位で迎えた最終18番パー5。ティショットを絶好のポジションに置くも「昨日フェアウェイ真ん中からバーディ獲れなかったから」と2打目は直接狙わずグリーン左ラフへ。ラフからの3打目。ランニングアプローチで狙い通りのピン右3mに。そのバーディチャンスをきっちり決めて通算12アンダーでフィニッシュ、再び首位に並び3日目を終えた。

 「ショットは良くなかったけど、パットが良かったですね」というようにこの日はグリーン上でスコアメイク。そんな好調のパットだが、驚くべきことに「かなり前にいただいたものだけど、一度も使ったことはないです」というパターを使用。それでも「良い調子でパットが打てている。」のだという。今年はパットに悩んでいたというが、思いがけない救世主が現れた。

 「もう1日、自分のプレーが出来たら勝ちそうです。」と自信を覗かせる井戸木。明日の最終日はPGA会長の倉本と最終組でのラウンドとなるが「明日は会長優勝と誕生日優勝の争いですね。」と意識。明日は自らの手で大きなバースデープレゼントをつかめるか。

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