<ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 3日目◇25日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(7,119ヤード・パー71)>

「唯一藤田さんだけはどうしても気になる。いきなり伸ばしてくるから」。「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」3日目を終え、トータル12アンダーで首位をキープした小田孔明。彼が恐れているのは、2位の矢野東、3位タイの選手たちではなく、11位タイ(7アンダー)にいる藤田寛之だという。

小田孔明、クラブ調整が奏功!今季ベストタイ“65”で単独首位
 「“目の上のたんこぶ”っていったら悪いですけど、(賞金ランキングで)自分の上にいるのは藤田さんだけなので」と意識をしていた小田。2番でふとスコアボートに目をやると、藤田の3連続バーディ発進を知ってしまった。その時の心境は「おとなしくしておいてくれ〜」。

 この日の自身のゴルフは「あくまでいつも通り」だった。「なかなかチャンスにつけることができなかったけど、そのなかでも何個か決められればいいとキャディと話しながら」プレーをし、最終18番パー5はボールが沈んだライからの3打目のアプローチを寄せられなかったが、冷静にパットを沈め、バーディフィニッシュ。3ーディ・1ボギーでスコアを2つ伸ばした。

 唯一のボギーとなった5番での3パットについては「スコアボートで藤田さんの追い上げを見たから3パットしちゃったのかなぁ。マズイ!と思って」と記者を笑わせたが、藤田の追い上げに気合が入ったという。「自分は上にいる藤田さんにプレッシャーをかけたい。元気がないって言われるからさ」

 2位と3打差で迎える最終日。「守りのゴルフにならないよう、スコアの差はないものだと意識する」と話した小田。自分のゴルフをして負けたら仕方ないと割り切るという。だが明日もし、先にスタートする藤田が前半で2つや3つスコアを伸ばしていたら…。そのスコアボードをまた見てしまったとしたら…。

 現在藤田との差は約900万円。この大会で優勝すれば自動的にひっくり返る。会見の最後、小田は「明日は藤田さんにはほんとにおとなしくしておいて欲しい」と切望していた。


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