<日本オープンゴルフ選手権競技 3日目◇18日◇千葉カントリークラブ・梅郷コース(7,081ヤード・パー70)>

 “68”“72”そしてこの日は“75”。初日から変わらず大ギャラリーを引き連れたアダム・スコット(オーストラリア)だったが、大歓声が多くのため息に変わる苦しいラウンド。2バーディ・3ボギー・2ダブルボギーのトータル5オーバー47位タイと下位に沈んだ。

「Play to Win」アダム・スコット、日本オープンへの強い思い
 1番から会心のティショットで約330ヤードを飛ばすも、長尺パターから放たれるボールが思うようにカップの底を叩かない。500ヤード超えの2番パー4ではピン奥5メートルからファーストパットを1メートルオーバーさせると、返しも外してダブルボギー。9番ではティショットをOBとして2つ目のダブルボギーを叩いて、上位の背中は遥かかなたにかすんだ。

 今大会前は台風19号の影響で来日が前日までずれこみ、ほぼぶっつけ本番で難コースと対峙した。初日は2アンダーをマークしたものの、難度を上げた2日目以降は準備不足も手伝って伸び悩む展開が続いた。

 300ヤードを超えるドライバーショットも、ドッグレッグが多くフェアウェイが狭いコースにアドバンテージを作ることができない。「コースに対する戦略を誤った。積極的に行き過ぎたので、もう少し堅実にプレーをすべきだった」とゲームプランの選択ミスを悔やんだ。

 それでも、イーブンパーで回ったバック9はではポジティブな手ごたえもつかんだ。絶えることのないギャラリーからの声援も前を向く要素の一つ。「明日はもう少し堅実にプレーしてボギーではなく、バーディをたくさん獲るようにしたい。みんなに喜んでもらえるように頑張るよ」。7年ぶりの日本での戦いをため息だけでは終わらせない。

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