<富士通レディース 1日目◇17日◇東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(6,635ヤード・パー72)>

 千葉県にある東急セブンハンドレッドクラブ 西コースにて国内女子ツアー「富士通レディース」が開幕。その初日、先週の「スタンレーレディス」を制し、賞金ランク1位に返り咲いたアン・ソンジュ(韓国)がこの日も躍動。9バーディを奪う圧巻のゴルフで単独首位と好発進を切った。

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 終わってみれば満足というラウンドも、振り返れば不安を抱えたままでのスタートだった。太陽は出ているものの気温が上がらない天気は、アンの肘や手首に痛みを走らせた。それでも「コースにでたからにはしっかりしないと」とモチベーションを上げた。

 そんなアンの想いが通じたのか気温は徐々に上昇、「暖かくなって痛みは無くなった」と猛チャージ開始。6番から4連続バーディを奪うと、折り返してからも「私と同じラインで先に打った宮里“先生”のパッティングを見て読んだ」と16メートルを沈めるなど後半だけで5バーディ。最後の18番で3パットを要してこの日初となるボギーを叩くも、「今日のラウンドなら許してあげられる」と、終わってみれば9バーディ・1ボギーの“64”。「今日はアンちゃんに全部持っていかれましたね」と横峯さくらが語るように、同組の宮里藍、横峯を圧倒した。

 「今日は良いスコアを出そうとは考えていなかった」ことが奏功したとアン。ショットもパッティングも1打1打自分の思ったとおりに打つことだけを心がけた。それがしっかりとでき、特にパッティングに関しては「今日の成績を出せた一番の要因」と難しいパットも入れ続けた。

 今週は賞金ランク2位のイ・ボミ(韓国)、ランク3位の申ジエが共に欠場、差を広げるチャンス。だが、そのことについては全く考えておらず、むしろ「会場で話をする相手がいないので寂しい」と不在を憂う。

 明日、明後日も天気予報では今日のような暖かい秋晴れ。寒いとドライバーを打つときに手首がまだ痛くなるというアンには心強い味方。終盤戦に入りギアをさらに一段階上げたアン、不安をぬぐいきれていないというドライバーを調整しに足早に練習場へと向かった。

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