<スタンレーレディスゴルフトーナメント 事前情報◇9日◇東名CC(6,561ヤード・パー72)>

 米国女子ツアーで苦しみ続けた有村智恵が2年ぶりに“得意の舞台”に帰ってきた。それは10日(金)に開幕する国内女子ツアー「スタンレーレディスゴルフトーナメント」。連覇を達成するなど過去に3勝、2011年には同一ラウンドでアルバトロスとホールイワンを達成するという“ミラクル”を起こした思い出の大会だ。

有村智恵、昔の自分を思い出し猛チャージ!首位タイに浮上
 今季、米国女子ツアーの賞金ランキングで108位に低迷した有村は、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」から国内ツアーに参戦。同大会では2日目に崩れて予選落ちを喫したが、翌週の国内女子メジャー「日本女子オープン」では予選ラウンドを終えて首位に立つなど、13位タイに入った。

 「まだまだ課題も残しましたが、今まで自分の中にあったモヤモヤがすっきりした部分もあります」。米国で直面した難コースの数々、海外選手との埋めがたい飛距離の差、そして結果を出せない自分自身への葛藤。完全に拭い去れたわけではないが、今週は「良い流れで来れた思います」と浮上へのキッカケをつかんで得意コースに乗り込むができた。

 開幕を翌日に控えた9日(木)、有村は恒例のプロアマ大会に参加。2年ぶりに東名カントリークラブをプレーしたが、ラウンド後の感想は一言「やっぱり好きですね」。この2年間でグリーンの改修が行われ、「雰囲気も違うし、形状も変わった」と話した有村だが、「難しいかというとそうでもない。むしろ攻めやすくなった」と好印象は変わっていない。「今まで警戒しすぎた部分も、攻められるところは攻めていきたい」とコース攻略に自信を覗かせた。

 尚、有村は今大会終了後から「伊藤園レディス」まで約1ヶ月のオフを予定。それだけに明日からの開幕に向けては「全てを出し切って終わりたい」とその表情に力を込めた。はたして得意の舞台で強い有村復活となるか。本来のゴルフを取り戻し、12月の最終予選会に弾みをつけるためにも、ここで結果を残すしかない。

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