<全英オープン 最終日◇20日◇ロイヤル・リバプールGC(7,312ド・パー72)>

 日本の賞金ランク1位が最終日に意地を見せた。ロイヤル・リバプールGCで開催された海外男子メジャー「全英オープン」の最終日。トータル4オーバー63位タイから出た小田孔明が8バーディ・1トリプルボギーの“67”をマーク。5つスコアを伸ばしてトータル1アンダー、松山英樹と並ぶ39位タイで4日間の競技を終えた。

2014年「全英オープン」最終結果はこちら
 この日の小田は難関2番ホールでバーディが先行。しかし、直後の3番ホールでセカンドショットをOBとするなど、まさかのトリプルボギー。序盤に大きく躓き、この時点でトータル6オーバーに後退した。

 しかし、ここから現在日本で最も勢いのある男が本領を発揮。5番パー5で3打目のアプローチを2メートルに寄せてバーディとすると、6番、7番と立て続けに5メートルのパットを沈めて連続バーディ。さらに8番ホールではグリーン脇からのアプローチを沈めてチップインとするなど、怒涛の4連続バーディをマークした。

 勢いそのままに後半に入ってからも3つのバーディを奪った小田はトータル1アンダーまでスコアを伸ばしてホールアウト。2日目以降、スコアを落とす苦しいラウンドが続いていたが、その鬱憤を晴らすような猛チャージで自身4度目の「全英オープン」を締めくくった。

 ラウンドを終えた小田は安堵の表情で「4日間回れたし、最後に“67”だし満足」と話した。前日は腰に痛みが出て針治療を行うなど、身体的にも苦しい4日間だったが、最終日に奪った8バーディは小田にとって大きな自信にとなった。「これを生かして、賞金王につなげたい」。全英の地で得た手応えを糧に、悲願である国内ツアー賞金王獲得に向けて突き進んでいく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>