<センチュリー21レディスゴルフトーナメント 2日目◇26日◇伊豆大仁カントリークラブ(6,531ヤード・パー72)>

 新規トーナメントの国内女子ツアー「センチュリー21レディスゴルフトーナメント」の2日目。3アンダー9位タイから出た木戸愛は6バーディ・1ボギーの“67”をマーク。トータルスコアを8アンダーまで伸ばし、首位と2打差の3位タイに浮上した。

LIVE PHOTOで木戸愛のプレーを振り返る!
 ツアー屈指の人気を誇る美脚プロが今週も優勝争いに加わった。イ・ボミ(韓国)、大山志保と共にスタートした木戸は1番ホール、パーオンに失敗するもアプローチをOKに寄せてパーセーブ。課題とするショートゲームをきっちり成功させたことで「集中して1日回れた」。

 3番パー3で5番アイアンのティショットを1メートルに寄せてバーディを先行させた木戸は、前半さらに8番から連続バーディを奪取。序盤から着実にスコアを伸ばしてみせると、バックナインでは14番でこの日唯一のボギーを叩いたが、続く15番から3連続バーディを奪取。ラウンド終盤にリーダーズボードを駆け上がり、首位と2打差の3位タイでホールアウトした。

 ここ2試合続けて、好調なゴルフを披露している木戸だが、そのきっかけとして今月2週目のオープンウィークに行った芹澤信雄とのミニ合宿がある。木戸は契約メーカーのイベントなどで以前から芹澤と面識があり、度々ゴルフのアドバイスを受けていた。そして、今季からは本格的に指導を仰ぐことになり、そのミニ合宿ではチーム芹澤の宮本勝昌や同じく指導を受けている西山ゆかりらとラウンドを重ねて技術を磨いてきた。

 その時、芹澤から出された木戸に対する課題は“ショートゲーム”と“楽しく真剣にゴルフをすること”。前者は単純に技術的なことだが、後者のはメンタル面に関することで、芹澤によれば、木戸は「真面目すぎる」。もちろん真面目であることは悪いことではないが、自分に対する厳しさは時に上達への弊害にもなる。「ミスすると自分に怒るんだよ。意外に熱くなるタイプなんだけど、ゴルフは楽しくやらないとダメなんだ」。長きに渡ってツアーの舞台で戦ってきた芹澤の言葉だからこそ、この言葉には重みがある。

 実際、ラウンドを終えた木戸も「前半戦は結果ばかりにとらわれてしまって、大好きなゴルフを楽しむことを忘れたというか…合宿をさせてもらって、(芹澤たちが)本当に楽しそうにプレーしているのを目の前で見させてもらって、私もこういうプロになりたいと思いました」と話していた。プロだからゴルフを真剣にやるのは当たり前だが、楽しむことも忘れてはいけない。ある意味ではゴルファーとしての原点に立ち返ったことが、木戸の現在の躍進につながっている。

 「今、自分がやるべきことをやりたい」。目標とするのは2012年以来となるツアー優勝であることに変わりはないが、まずはゴルフを楽しみ、そして真剣に1球1球を積み重ねていく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>