<ダンロップ・スリクソン福島オープンゴルフトーナメント 最終日◇3日◇グランディ那須白河GC(6,961ヤード・パー72)>

 国内男子ツアーに今季から新設された「ダンロップ・スリクソン福島オープン」の最終日。トータル12アンダーの3位タイからスタートした小平智が2013年の「ANAオープン」の小田孔明以来となる最終日ノーボギーのラウンドで4つ伸ばしトータル16アンダーで逆転、うれしいツアー2勝目を挙げた。

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 「トップと3打差あったので、前半にスコアを伸ばして目標は“18”」とコースに入った小平。1番のセカンドショットでピン1.5メートルにつけ幸先良くバーディ発進。さらに4番、8番でもバーディを奪いスコアを前半で3つ伸ばした。

 後半では、スコアを落とす上位陣を尻目にパーで凌ぎスコアをキープし首位に立つと、13番で4メートルのバーディパットを決め2位の永野竜太郎に2打差をつけた。そして17番パー3では、ティショットをきっちりグリーンに乗せてバーディチャンス。しかし「入れたすぎて」と強めに放ったパットはカップの横をすり抜け3メートルも奥へと転がっていってしまった。

 ここでボギーを叩くと2位と1打差になるパーパットをきっちり沈めパーをセーブ。「キーポイントだった」と“ナイスパー”でピンチを凌いだ。最終18番では1.5メートルのバーディパットを外し「最後はバーディで決めたかったな(笑)」と悔しいフィニッシュとなったが、そのまま2位と2打差をキープしホールアウト。その後2打差で小平を追っていた後続の太田直己がサードショットを外したためそのまま優勝が決定。思わずピースサインも飛び出し、嬉しいツアー2勝目を果たした。

 「早く2勝したかったけど、こんなに早くできるとは思っていなかった」と小平。今年からクラブ契約も変わり、支えてくれている人々を早く安心させたいと思っていたという。しかし思えば思うほど空回り。今季はここまで9試合中6試合で予選落ちしていた小平。周りは「後半がある」と優しい言葉をかけてくれたが、小平にとってそれが逆につらかった。だから、早く2勝目が欲しかった。

 優勝者インタビューでは、「海外にも行きたいと思っています。遼や松山に負けないように頑張りたい」と先を行く二人への宣戦布告が飛び出した。小平自身ライバル心はあまり出さないほうだが「後輩に負けるのは悔しい」。ツアー2勝目を手土産に後半戦、さらに米国ツアーのQTへと向かっていく。

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