<meiji カップ 初日◇8日◇札幌国際CC島松C(6,473ヤード・パー72)>

 北海道にある札幌国際カントリークラブ島松コースを舞台に開幕した国内女子ツアー「meiji カップ」の初日。今季、賞金ランク41位と低迷の続いている佐伯三貴が7バーディ・2ボギーの“67”をマークし、テレサ・ルー(台湾)と並ぶ首位タイにつけた。

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 “松山式パッティング”が佐伯のゴルフを変えた。この日の佐伯は1番ホールで10メートルのパットを沈めてバーディとすると、2番で1.5メートル、3番で3メートルを沈めて3連続バーディ。一気に3アンダーまでスコアを伸ばしてロケットスタートを決めると、前半さらに2つのバーディを奪取。単独首位に立って、バックナインのプレーに入った。

 後半に入ってからは11番でセカンドショットを木に当ててボギーを先行させるなどスコアを伸ばせなかった佐伯だが、15番では18メートルのロングパットを沈めて力強くガッツポーズ。「久しぶりにスカッとするゴルフができた」と話す会心の内容で今季初優勝に向け最高のスタートを切った。

 今季、佐伯の低迷を生んだのは平均パット数47位という成績からも分かるとおり、パッティングの不調にあった。シーズン序盤はクラブ契約を変更するなど、ショットに悩んだ時期もあったが、それも6月の終わり頃にはほぼ解消。さらなる飛躍のためにはパッティングの復調が最重要課題だった。

 そんな中、復調へのきっかけとなったのが米国男子ツアーで活躍する松山英樹のパッティングだ。佐伯は先月開催された海外メジャー「全英オープン」の放送を見る中で、松山のストロークに注目。「彼はワキが結構ピタッとついていて、前傾も深めなんですけど、真似してみたら入りました」。それまではラインを読めても、狙った方向に打ち出すことができずに伸び悩んできたが、この日は“松山式パッティング”によって7つのバーディを奪ってみせた。

 「(今季は)クラブを変える難しさも学びましたし、あとは上に行くだけです」。ここまで思うような結果を残せず低迷してきた佐伯だが、まずは浮上のきっかけをつかむことができた。この日の好プレーを今後につなげることができるか注目だ。

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