史上まれにみる大混戦となった今季のメジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」を制したのはローリー・マキロイ(北アイルランド)。だが、今大会は敗者となったリッキー・ファウラー(米国)にも多くの注目が集まっている。

マキロイ、ファウラーの戦いを振り返る!全米プロフォトギャラリー
 ファウラーは最終日をマキロイと2打差でスタートし、単独首位に立ってバックナインを迎えるなどメジャー制覇を予感させた。結果的に3位タイとなったものの、今季のメジャーはすべてトップ5フィニッシュ。特に全英オープンと全米プロでは同年代のマキロイと優勝争いを繰り広げたこともあり、まだツアー1勝ながら今後は同年代ライバルとしても大きな期待を集めていきそうだ。

 しかし、ライバルとは言え、同年代の2人の間には同じ舞台で戦う者同士のリスペクトにあふれている。全米プロではファウラーが、18番で日没の危機を迎えた最終組のマキロイに対し、自身がセカンドを打つ前にティショットを打たせる配慮。この振る舞いにマキロイも、優勝会見で自身の喜びよりもファウラーとフィル・ミケルソン(米国)への感謝を何度も口にした。

 さらにファウラーは大会後に自身のツイッターで「マキロイおめでとう!バック9のような素晴らしいゴルフを続けて行こう!」とマキロイに対してツイートを送信。これに対してマキロイは「リッキー、君の日は本当にすぐそこに来ているよ!これからもたくさん良い戦いをしよう」とリプライした。

 現状ではマキロイが一歩抜け出した形だが2人の戦いはまだ何十年も続いていく。2014年の全米プロはマキロイのメジャー2連勝というドラマだけでなく、ゴルフ界にとっても幸せなライバル関係を生み出して幕を閉じた。

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