<ウィンダム選手権 3日目◇16日◇セッジフィールドカントリークラブ(7,130ヤード・パー70)>

 ベストスコアの猛チャージから一転…ムービングデーでは大きな試練が待っていた。米国男子レギュラーツアー最終戦「ウィンダム選手権」の3日目。トータル8アンダー7位タイから出た石川遼は1バーディ・2ボギー・2ダブルボギー・1トリプルボギーの“78”と大きく崩れ、トータルイーブンパーの67位タイに沈んだ。

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 米ツアー初優勝に向け少しでもスコアを伸ばしたい石川だったが、スタートの1番でティショットを大きく左に曲げてボギー先行。幸先の悪いスタートを切ると、6番ではパーオンに成功するも3パットのボギー。さらにセカンドショットをピン1メートルにつけた9番ではこのバーディパットがカップに蹴られるなど、悪い流れを変えられないままバックナインのプレーに入った。

 “62”のビッグスコアをマークした2日目はバックナインにスコアを6つ伸ばした石川だが、この日は11番でティショットを右に曲げるミスからダブルボギーとすると、13番でもティショットを大きく右に曲げて、まさかのトリプルボギー。17番では下りの2メートルを沈めてこの日唯一のバーディを奪ったが、最終18番ではセカンドショットをギャラリースタンドに打ち込み再びダブルボギーとするなど、バックナインだけでスコアを6つ落としてトータルイーブンパーまで後退。前日積み上げた8アンダーを全て吐き出す8オーバーの大乱調で順位を67位タイまで下げてしまった。

 この日の石川は初日、2日目と300ヤード越えを記録したドライバー平均飛距離が286ヤードに後退し、パーオン率も前日の88.89%から38.89%に落ち込んだ。さらにパットのスコアへの貢献度を表すストロークゲインドパッティングでも前日の2.061に対し-2.897に低迷するなど、この日はショット、パット共に苦しんだ1日だった。

 「安定感という意味ではまだまだだと思っていたけど、ここまで悪いかな…」。大きな手応えを得た前日のラウンドから一転、大きな課題を残す結果となった石川。しかし、ラウンドはまだ1日残っている。首位とは13打差。初優勝からは大きく遠ざかってしまったが、プレーオフシリーズにつなげるためにも最終日は再び目の覚めるようなプレーを見せてほしい。


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