<フジサンケイクラシック 初日◇4日◇富士桜カントリー倶楽部(7,437ヤード・パー71)>

 国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」の初日。2005年大会チャンピオンの丸山大輔が5アンダーで谷口徹と並んで首位タイスタートを決めた。

“何か”が起こる富士桜の18番 今年の改修は…
 人生初の快挙が視界を切り開いた。INから出た丸山の13番パー3。208ヤードを5番アイアンで打った弾道は「完璧。ほぼ真っすぐ」とピン手前5メートルに着弾して、そのままカップに消えた。ティグラウンド上では確認できなかったものの、カップに収まったボールを拾い上げると「めちゃくちゃうれしかった。人生初めてなので」と柔和な表情を崩して満面の笑みを浮かべた。

 その後もホールインワンに浮足立つことなく直後の14番は「ここでボギーはいかん」と自身を沈めて冷静にティショット。フェアウェイから5メートルにつけてバーディとすると、18番はボギーとしたものの「ほとんど狙ったところにいっていた。今週が今年一番いい」と自画自賛するショットで後半も3つスコアを伸ばしてみせた。

 今年は不運からのスタートだった。1月にゴルフ雑誌ALBAの新規定期購読者を集めて行われた「ALBAプロアマ」の帰りがけに段差につまづいて右足小指を骨折。何とか国内開幕戦には間に合ったものの、右足の筋力は大幅に落ち「ドライバーでナイスショットしても260ヤードしか飛ばなかった。きつかったですね」。

 しかし、そのケガをきっかけに「少し節制しようと思った」。食生活にも注意を払うようになり、体重も約4キロ落として80キロに減量成功。「どうしても70キロ台にはならないんですけどね」と苦笑いを浮かべたものの、「去年まではひーひー言いながら回っていた」というアップダウンのキツイ富士桜CCを余力を持って回れるようになるなど、体調面の充実は明らかだ。

 文字通り“怪我の功名”でつかんだ好発進。エース達成の勢いも活かして、富士桜の初代王者が2度目のタイトル奪取へ走り出す。

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