<フジサンケイクラシック 3日目◇6日◇富士桜カントリー倶楽部(7,437ヤード・パー71)>

 富士桜へのリベンジで米ツアーへの道を切り開く。トータル4アンダー5位タイからスタートした岩田寛が4バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの“70”でスコアを1つ伸ばし、首位と2打差のトータル5アンダー3位タイに浮上。08年大会で藤島豊和にプレーオフの末に敗れた今大会へのリベンジのチャンスが巡ってきた。

「セーフティに」岩田寛、米ツアー予選会挑戦へ好位置をキープ
 池田勇太、丸山大輔とのペアリングでこの日一番のギャラリーを引き連れる中、1番でバーディを奪取。6番パー5もバーディとして同組の池田と並んで6アンダーで前半を終えた。しかし、後半に入るとショットが乱れて苦しいゴルフ。14番ではティショットを林に入れてダブルボギーを叩くなど苦しんだ。

 それでも、「今まで散々ツイていたのでしょうがない」と切り替えると、17番パー5でバーディを奪取。難関の最終18番での1.5メートルのバーディチャンスを逃したものの、「ダボ叩いてから1アンダーで回ってこれたし、最後も自分の思ったようにできた」と優勝争いにしがみついたこの日の内容にうなずいた。

 岩田が最も優勝に近づいた08年大会。最終18番で決めれば優勝となる1メートルのバーディパットを外して藤島にプレーオフへ持ち込まれた。プレーオフ1ホール目であごの高いバンカーから起死回生のアプローチを見せた東北福祉大の後輩に対し、岩田は寄せきれずボギー。以来、悲願の初優勝へは未だ届いていない。

 だが、今大会は2011年から7位、10位、12位と好相性。さらに、今大会終了時点で賞金ランキング5位に入れば、参戦意向を示す米ツアー予選会をファイナルから受験できることが出来るという明確なモチベーションもある。08年と同じ追いかける立場。悔しさをかみ殺した富士桜の最終日の記憶を歓喜の笑顔で塗り替える。

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