<片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 初日◇12日◇葛城ゴルフ倶楽部山名コース(7,048ヤード・パー72)>

 コースを熟知する試合巧者が強さを見せつけた。「片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権」の初日。戦いの舞台となる葛城ゴルフ倶楽部に所属する藤田寛之は1回戦で塚田陽亮と対戦し、6&4の大勝で2回戦進出を決めた。

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 結果だけを見ればコースを知り尽くした藤田の圧勝劇。しかし、そこに至るまでの道のりはスタート前に藤田が想像したものとは大きく違っていた。

 「変なやりにくさを感じましたね。1番ホールでいつになく緊張しました」。藤田にとって葛城ゴルフ倶楽部は幾度となくラウンドを重ね、全てを知り尽くしたホームコース。しかし、この日は普段なら気にならない池が目に入ったり、間違いなく2オン狙いするロングホールでレイアップを選択したりと、練習時のマネジメントが通じない場面が何度も訪れた。

 そんな嫌な流れもあってか、ラウンド序盤は交互にアップを奪い合う展開に。5ホールを終えた時点でオールスクエアと試合は硬直状態に入っていた。しかし、「練習の時の基本が通用しない」という事実に気づいた藤田は次第に底力を発揮。前半残りホールで2アップを奪って折り返すと、11番からは圧巻の4ホール連続アップ。先週の「フジサンケイクラシック」で7位タイに入るなど勢いに乗る塚田を全く寄せつけず、圧倒的な強さで2回戦へと駒を進めた。

 「少しでも上に勝ち上がりたいと思います」。今大会初日はホストの片山晋呉や谷口徹が1回戦で早々に敗退。大堀裕次郎、重永亜斗夢といった若手選手が2回戦に進出している。そんな中で、葛城ゴルフ倶楽部をホームコースとする“副ホスト”がどのような試合展開を見せるのか。

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