<ANAオープン 2日目◇19日◇札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース(7,063ヤード・パー72)>

 「CAさんに囲まれて写真を撮りたいです!」。この日5つスコアを伸ばしてトータル9アンダー2位タイに浮上した宮本勝昌が、優勝者恒例のANAの客室乗務員との記念撮影へ向けて?、好位置で週末へコマを進めた。

ベテランが奮起した2日目をフォトギャラリーでチェック!
 この日は「パッティング入った」と振り返った宮本だが、5番パー5では見せ場も作った。打ち上げのセカンドをグリーンの右サイドまで運ぶと「珍しくイメージ通りに打てた。アップヒルだったので1メートルくらいキャリーを出して」というアプローチはそのままカップイン。このイーグルで勢いづくと続く6番もバーディとして優勝戦線に浮上した。

 久々の優勝へ向けて“足元”も万全だ。契約を結ぶブリヂストンは今夏からブランドを日本向けのツアーステージから、海外で展開してきたブリヂストンゴルフに統一。それに伴い宮本も“B”マークの入ったクラブ、キャディバッグ、ヘッドウェアなどを使用してきた。そして、今大会力を発揮しているのがブリヂストンゴルフのシューズ“SHG450ゼロスパイクバイター”だ。

 ブリヂストンのタイヤ技術を結集したこのシューズは、プロでは使用者が少ないスパイクレスタイプ。モトクロスタイヤのブロックパターンに、ソールのゴムもタイヤに使用されるテクノロジーを採用した配合となっている。スパイクタイプ使用者だった宮本自身も「最初は抵抗があった」と語ったものの、「洋芝だと滑ることも多いけどこれは大丈夫ですね」と比較的スムーズに移行。アップダウンのあるロケーションからショット力が求められる輪厚攻略を文字通り足元から支えている。

 同門の兄弟子藤田寛之がKBCオーガスタで2勝目を挙げたことも刺激になっている。「KBCでは泣いているところ見れなかったから、僕が勝って泣かしてやりますよ。それくらいの気持ち」。客室乗務員に囲まれる宮本を涙ながらに藤田が見守る。2010年以来のツアー通算9勝目の青写真は描けている。

<ゴルフ情報ALBA.Net>