<ANAオープン 3日目◇20日◇札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース(7,063ヤード・パー72)>

 不安定なショットが最後まで浮上を阻んだ。石川遼は5バーディ・3ボギーの“70”でスコアを2つ伸ばすに留まり、トータル6アンダーの28位タイに後退して最終日を迎えることとなった。

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 「思い切り振りきれていないときに右にいっている」。その言葉を象徴するように1番のティショットは右に大きく曲げるミスショット。林からは出すだけでいきなりボギーを叩く苦しい立ち上がりとなった。4番のボギーのあと、2つのバーディを獲り返すも、ハーフターン直後の10番では再びティショットを右の林に入れてボギー。後半は3つのバーディを積み重ねたものの、「最低限のところでバーディを獲った感じ」と満足感はなかった。

 「ドライバーを振る意識はないけど、それが行き過ぎてコース上で振れていない」。米ツアーで戦ううちにドライバーにコントロールを求めるようになったが、意識しすぎるあまりこじんまりとしたゴルフになっていることを反省したのは今シーズン終盤のこと。以来、ドライバーを振り切って真っすぐ飛ばすことに主眼を置いてきたが、この日もその悪癖がたびたび顔をだした。

 アイアンについてもこの日は低評価。「スイングが出来ているか出来ていないかでつまづいている。縦の距離感を合わせようとすると、横にブレる。たとえばフルショットから10ヤード抑えてコントロールしようという時にタイミングが合わない」。天候次第ではバーディラッシュも期待できるコースではあるが、スコアにこだわって上位を目指していく段階にはまだ達していない様子だ。

 「なんとしてでも5アンダー、6アンダーを」と意気込んだムービングデー。不発に終わったチャージは首位との間に7ストロークの差を作った。それでも、「たくさんの方に見に来ていただいているので良いスコアを出したい。そのために何をするか考えてやりたい」と前を向いた。2年ぶりの輪厚の最終日を消化ラウンドにはしない。

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