<マンシングウェアレディース東海クラシック 最終日◇21日◇新南愛知CC美浜C(6,375ヤード・パー72)>

 愛知県にある新南愛知CC美浜Cを舞台に開催された国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」最終日。大混戦を制したのは上がり4ホールで3バーディを奪った百戦錬磨の申ジエ(韓国)だった。

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 トータル9アンダーの2位タイからからスタートした申の、最初のバーディは6番のショートホール。ティショットをピン1メートルにつける完璧なショットでスコアを1つ伸ばす。さらに前半最後の9番でもバーディを奪い前半を折り返した。

 迎えたサンデーバックナイン。イ・ナリ(韓国)ら後続の選手がスコアを伸ばしていく中、申にはなかなかチャンスがこず足踏み。14番のグリーンに来た時にはイがイーグルを奪い、2打差を追いかける展開となった。

 しかしここからが米国ツアーの賞金女王に輝いた実力者。「追われる立場から追う立場になり緊張しました」という言葉とは裏腹に、15番で2メートルのチャンスにつけバーディを奪うと、そこから勢いに乗り3連続バーディ。一気にイをかわして単独首位に。そして迎えた最終18番。ティショットをフェアウェイのど真ん中へ運び、きっちり2オン。このバーディチャンスは外すもしっかりパーでまとめ今シーズン4勝目を挙げた。

 これでアン・ソンジュ(韓国)、成田美寿々を抜かし賞金ランクは2位に浮上。日本ツアー参戦当初から「賞金女王という目標を持って日本に来た」という申。「まだまだ試合がありますから」と浮かれることは無いが、それでも「こんなに早くチャンスがくるとは」と自分自身に期待せずにはいられない。

 そんな申が、常に意識していることは「目の前のことをしっかりやること」。それにより結果が出る出ないは考えず“今、自分の出来ること”をやるというシンプルな気持ちがここまでの成績を支えている。今日のようにたとえチャンスが来なくても、「チャンスが来たときにしっかり決められるように」と気持ちを切らさず戦った。

 今日の勝利も終わってみれば“過ぎたこと”。すでに申は次の試合、そしてこれからの試合を見据えている。なぜならそれが今の申がやるべきことだから。「これから寒くなるので体調管理をしっかりやっていきたい」。そう言うと、「試合を重ねるごとに増えています。とてもありがたいことです」というファン達にサインを書きにクラブハウスの外へと向かっていった。

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