<アジアパシフィックオープン ダイヤモンドカップ 3日目◇27日◇大利根カントリークラブ 西コース(7,102ヤード・パー71)>

 「自分の中で掴めた感じがある。明日が楽しみ」。前日には晴れやかな表情でそう話していたが…「アジアパシフィックオープン ダイヤモンドカップ」の3日目。トータルイーブンパー27位タイから出た石川遼は4バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの“74”とスコアを崩し、トータル3オーバー40位タイに後退した。

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 前日、抜群の安定感を見せたショットが、この日は荒れた。スタートホールとなった10番では10メートル以上もあるロングパットを沈めてバーディを先行させたが、続く11番からはまさかの3連続ボギー。「簡単にボギーを出してしまった。なかなか組み立てられなかった」と悔しさを滲ませた。

 チャンスホールの14番パー5ではセカンドショットをグリーン左のラフまで運びバーディとした石川だが、前半最終の18番ではグリーン周りでミスを重ねて痛恨のダブルボギー。さらにハーフターンして迎えた2番もボギーとした石川はこの時点でトータル5オーバーまでスコアを落としてしまった。

 それでも、徐々にリズムを取り戻した石川は5番6番で連続バーディを奪うことに成功。なんとかスコアをトータル3オーバーまで戻したが、結果的にはスタート時よりもスコアを3つ落とし、首位と8打差の40位タイで最終日を迎えることになった。

 この日は朝の練習から感触が良くなかったという石川。「昨日のラウンドの方が良かったな…」。そんな中でもスタートの10番ではティショット、セカンドと好ショットを並べてバーディを奪ったが、11番のティショットを左の深いラフに打ち込んでから大きく狂い始めた。特にそれが顕著に表れたのはアイアンショットで、「最後まで良いところに当たらなかった」と石川のショットは左へ左へと曲がった。

 競技も残すところあと1日。ムービングデーにスコアを落とした石川と首位との差は8打まで広がった。「明日は前半から3アンダー、4アンダーというスコアを出していければまだわからない思う」。上位は依然として団子状態。石川の順位からでも1つのビッグスコアで逆転できる可能性は十分にある。「7バーディ・ノーボギーを目指してやるだけ」。これから始まる米国での新シーズンに弾みをつけるためにもこのまま終わるわけにはいかない。

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