<マスターズ 初日◇10日◇オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>

 快晴微風。パトロン達の声もより大きく響く最高のコンディションの中、第78回「マスターズ」が開幕。昨年雨中のプレーオフを制しオーストラリア人として初めてグリーンジャケットに袖を通したアダム・スコットが3アンダーで首位と1打差の2位タイと大会連覇へ向けて好スタートを切った。

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 スコットはタイガー・ウッズ(米国)の不在の影響もあり、パトロン達から最大級の注目を集めて2014年大会をスタート。1番ではティショットを右に曲げたものの笑顔で見送る余裕も見せて、そこから1メートルにつけるスーパーショットでバーディを先行させた。

 さらに3つのバーディを積み重ねたスコットの最初のピンチはアーメンコーナーの真ん中12番パー3。9番アイアンで放ったティショットはグリーン手前にキャリーしたものの、土手に跳ね返されてクリークへ。ここをダブルボギーとした。

 しかし、チャンピオンは動じない。難関ホールの14番でバーディを奪い返すと、最後まで涼しげな表情を崩すことなく回りきり、大会連覇へ向けて絶好の位置で初日を終えた。大会連覇となればジャック・ニクラスの1965年、1966年、ニック・ファルドの1989年、1990年、タイガー・ウッズの2001年、2002年以来大会史上4人目の快挙となる。

 スコットは連覇への周囲の盛り上がりに「色んな人に言われるし僕もわかっている」と認めながらも、「僕のゴールは今日のようなプレーをあと3日間続けること。あとは自分との戦い。去年のように自分にチャンスを与えられるようにしたい」とあくまで目の前のプレーに集中する構え。2着目のグリーンジャケットはまだ先にある。

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