<東建ホームメイトカップ 初日◇17日◇東建多度カントリー倶楽部・名古屋(7,109ヤード・パー71)>

 男子ツアー国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」の初日。午前組10番スタートのトップの組でプレーした佐藤圭介が5バーディノーボギーの“66”をマーク。谷口徹、大堀裕次郎らと並ぶ首位タイで初日を終えた。

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 佐藤圭介という名前を初めて耳にした人も多いだろう。それもそのはずで、佐藤のプロ転向は2009年だが、これまで出場したトーナメント数はわずかに10試合。最高成績も昨年の「東建ホームメイトカップ」18位タイとプロとして戦績は決して芳しくない。

 しかしアマチュア時代は2003年の「〜全英への道〜ミズノオープン」でローアマを獲得するなど一線で活躍しており、本来であればもっと活躍していてもおかしくない選手だ。そんな佐藤がこれまで埋もれ続けてきたのはプロ転向後「4,5年悩んでいました」と話すパッティング不振にあった。

 しかしグリップの握りの微調整やクラブ調整など試行錯誤を続けてきた結果、今月頭に出場したチャレンジツアー開幕戦「Novil Cup 2014」ではパットに対して一定の手応えを得ることができた。今大会でも開幕まで入念に調整を重ね、初日のプレーでは佐藤を苦しめ続けたパッティングが逆に佐藤のゴルフを輝かせた。

 10番ホールからスタートした佐藤は11番ホールで5メートル下りフックラインを沈めてバーディを先行。さらに続く12番ホールでも4メートルの下りを沈めて連続バーディとした。前半さらに14番、16番もバーディとした佐藤は序盤からチャージをかけることに成功し、リーダーズボードのトップに名前を連ねた。

 後半に入ってからは、前半ほどはパットが決まらなかったが、8番ホールで5メートルを沈めてバーディ。初日は最後まで首位の座を明け渡すことなく、トータル5アンダー首位タイでホールアウト。この日マークした“66”はトーナメントではベストスコア、ノーボギーのラウンドも初めてのことだった。

 「去年よりもレベルが上がっているので、頑張りたい。優勝を目指していきたいです」競争激しい男子ゴルフ界で埋もれ続けてきた1つの才能は、今日、プロゴルファーとしての輝きを得るべく最初の一歩を踏み出した。

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