<東建ホームメイトカップ 初日◇17日◇東建多度カントリー倶楽部・名古屋(7,109ヤード・パー71)>

 国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の初日。今週の14日(月)に開催された「北九州オープン」を快勝したばかりの宮里聖志が、5アンダーで首位タイとスタートダッシュを決めた。

歴代覇者の谷口徹、“静かな”ゴルフで首位発進
 インコースからのスタートとなった宮里は、早々の10番ホールでバーディを奪うと、12番のロングホールで2オンに成功。15メートルのイーグルパットは外したものの、バーディパットをきっちり決める。さらに16番、17番と連続バーディを奪い、前半だけでスコアを4つ伸ばす絶好のスタートを切った。

 後半もいきなり1番でバーディ。しかし3番でこの日唯一のボギーを叩いてしまう。それでも5番の107ヤードのセカンドショットを2メートルにつけ、バーディを奪取。その後も危なげないゴルフで6バーディ・1ボギーの“66”でラウンド。谷口徹や大堀裕次郎と並び首位タイで初日を終えた。

 今日の6バーディの原動力となったのが、10年ぶりに新しくしたというパター。昨年、宮里は生命線であるパッティングの調子を崩しており、それが成績の低迷につながっていた。そこで3月まで迷いに迷ったものの、パターの変更を決断。色も今まで使っていたシルバーからブラックに変えた。さらに今まで長く感じていたという34インチのパターを2センチ短く持ってみたところ、しっくりきてパッティングの精度も上がったという。この2つが宮里に得意のパッティングを取り戻させた。

 今週の月曜日に行われた「北九州オープン」を優勝したばかりの宮里。短い試合間隔で迎える国内開幕戦となったが、「全体的に調子は良い」と連戦の疲労感よりもコンディションの良さが感じられた。今季のシード権を失い、出場できる試合は限られているが「出させてもらえる試合に全力をぶつける」と今大会にかける思いも強い。シード権奪還、さらには2004年以来となるツアー優勝に向けて、最高の一歩目を踏み出した。

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