<フジサンケイレディスクラシック 初日◇25日◇川奈ホテルGC富士C(6,367ヤード・パー72)>

 静岡県にある川名ホテルゴルフコース富士コースを舞台に国内女子ツアー「フジサンケイレディスクラシック」が開幕。その初日、6バーディ・1ボギーの“67”をマークして単独首位発進を決めたのは2006年大会覇者の大山志保だった。

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 昨季の大山は最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で2年ぶりとなる優勝でツアー通算13勝目。賞金ランキングも9位に入るなど強い大山復活を印象付けた。しかし、今季はここまでは「ヤマハレディースオープン葛城」の13位タイが最高位と苦戦が続いている。

 その原因となっているのはスイングの不調で、好プレーを見せたこの日も「まだしっくりきてない」と完全な状態には戻っていない。しかし、そんな中でもこの日の好スコアを生み出したのは、「自分の調子に合わせて、高望みせず、自分のできることをやろう」というメンタル面での変化だ。

 「さくらちゃんのコーチじゃないですけど、“OKライン”が高すぎたんじゃないかと思います」“OKライン”とは横峯さくらのメンタルコーチを務め、その横峯と先日入籍したばかりの森川陽太郎氏が提唱するメソッドで、プレー中などに自分自身に対して課すハードルを指している。大山は森川氏から直接指導を受けたわけではないが、スイングの不調から過度な練習を繰り返し、試合でも完璧を求めた自分の状態がまさに「“OKライン”を上げた」状態だと気づいたのだ。

 「練習し過ぎだなって気づいてから、メンタルと身体を休ませることにしました。少しずつですけど、調子は戻りつつあります」森川氏の言葉を借りれば、今の大山「“OKライン”を下げた」状態でプレーすることができており、それが初日単独首位という好発進につながった。

 「明日からたくさんバーディ取りたいと思いますけど、欲出すいけないので、“OKライン”を上げずにやりたいです」巧みなメンタルコントロール術を得た大山は、復調してきたショットと持ち味の強気なパッティングを武器に2006年以来となる大会2勝目を目指していく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>