<つるやオープン 2日目◇25日◇山の原ゴルフクラブ山の原コース(6,804ヤード・パー71)>

 トータル8アンダー首位タイで片山晋呉と並んで2日目を終えたのは25歳の重永亜斗夢。コンディションのいい午前スタートでこの日ベストスコアとなる“66”をマークして、最高の位置で決勝ラウンドを迎えることとなった。

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 重永はQT3位の権利で出場した昨年はシード確保はならなかったものの、昨年のQTでは1位通過を決めて今季の出場権を得た。今季はクラブ契約もキャロウェイに変わり心機一転したシーズン。「最低でもシードは獲りたい。期待もあるんでそれだけプレッシャーもありますけど、今はそれが悪い方にはいっていない」と開幕から上々の戦いを継続。今週は鉄腕アトムのヤーデージメモカバーとボールマーカーも揃えて「今年はアトム推していこうかなと思って」とニヤリ。

 171センチ60キロの体はこの日もギャラリーから「ほっそいなー」と声を上げられるほど。難病指定の潰瘍性大腸炎が持病となっている影響が大きく、体重増加を掲げてもなかなか食を太くできないのが悩みだ。シーズン開幕に合わせて「4キロは太ったんですよ」と語るも、この2試合で早くも“60キロ”割れは確実。この日も途中の給水で痛みを覚えながらのラウンドだった。

 QT1位は昨年実績で20試合前後の出場が見込まれるが、シードを確保できなければまた長丁場の予選会に戻ることとなる。QTはプロにとっては来季の職場確保をかけたサバイバル。通常の試合以上に一打一打神経をすり減らしながらの戦いとなる。昨年はトップ通過を決めた重永も「1位はたまたまだし、次に出て通れるかはわからない。もうQTには戻りたくない」とその厳しさは身に染みている。QTへ身を投じることになる恐怖も、今はシード確保へのモチベーションだ。

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