<中日クラウンズ 事前情報◇30日◇名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース(6,545ヤード・パー70)>

 石川遼が思い出の和合に凱旋だ。国内男子ツアー「中日クラウンズ」が愛知県の名門、名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースで5月1日(木)に開幕する。この大会には米ツアーを主戦場とする石川が2年ぶりに出場。2010年には最終日に当時の世界最小スコア“58”をマークし、劇的な逆転優勝をはたした思い出の舞台に戻ってきた。

ギネス対決!“58”の遼と“55”のギブソンが同組
 昨年はこの時期にまだ「自分の目標をはたせなかった」と出場はかなわなかったが、今年は早々にシード権をほぼ手中に収め「楽しみにしていた」この大会の出場を決めた。先週の「つるやオープン」では時差ボケが治らず苦戦したが、今週は「体調は万全です」とコンディションにはまったく問題はない。

 昨年は硬く締まったグリーンとラフが選手を苦しめたが、今年はラフもきつくなく、この日は先日からの雨でグリーンも多少やわらかくなっていた。明日からは晴天が続く予報でグリーンは硬くなることが想定されるが、「今年はセッティングとしてはスコアが伸びていくのかな」と昨年ほどの我慢大会にはならないと分析。アメリカの難コースで腕を磨いてきた石川でも和合は強敵で「グリーン周りは難しい。グリーンに乗せるだけでもかなり楽になる」とパーオン重視の戦略で臨む構えだ。

 予選ラウンドは現在の世界最少スコア“55”を出したライン・ギブソン(オーストラリア)、歴代覇者の1人である近藤共弘と同組に。ギブソンの印象を「どういうプレーをする選手か分からない。けど“55”を出すというのは強さを持っている選手だと思う」と話した石川。「初日、2日目といい雰囲気でプレーしていきたい」とギブソン、近藤らとお互いに刺激しあいスコアを伸ばしていければ最高だろう。

 和合の1番ティに立つと「身が引き締まる」という石川。「上位にいって大会を盛り上げられるよう頑張りたい」、アメリカでの成長を名古屋のファンとこのコースに見せるつもりだ。

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