<中日クラウンズ 初日◇1日◇名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース(6,545ヤード・パー70)>

 国内男子ツアー序盤の大一番「中日クラウンズ」が愛知県の名門、名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースを舞台に開幕。この大会2年ぶりの出場となる石川遼は初日5バーディ・1ボギーの“66”でラウンド。昨年覇者の松村道央が10アンダーのビッグスコアを叩きだしたので6打差がついたが、6位タイと好位置につけた。

和合で“58”、このスコアはもう出ない!
 石川はまるで最終日かと思うような大ギャラリーが囲む1番で奥から6メートルのパットを沈めバーディ発進。続く2番パー5でもバーディを奪い大勢のファンを熱狂させると、4番パー3でもティショットをベタピンにつけさらにスコアを伸ばす。

 しかし、ここからはチャンスにつけるも惜しくもパットが決まらない我慢の展開に。11番まではパーを重ねると12番から連続バーディを奪取。終盤の16番パー5ではこの日唯一のボギーを叩き一歩後退したが、初日はまずまずの滑り出しをみせた。

 「チャンスにはたくさんつけられたし、パーオンもできた。和合でアンダーパーを出すのに必要なプレーはできました」とこの日のプレーに満足げな表情を見せた石川。「風が回っている感じで、変わりやすかった」と読みにくい風に少し苦戦はしたが、低めに抑えた球を多用し乗り切った。

 「内容は良かったけど道央さんが10アンダーですから。これから3日間頑張らないと」。首位とは差があるが、まだ時間はたっぷりとある。「明日、明後日まではトップのスコアというよりは1打1打に集中して、最終日に優勝争いできるようにゴルフを組み立てていくことに集中したい」。この日は連日の雨の影響でグリーンがやわらかく大きくスコアが動いたが、明日からは徐々に硬く締まってくるだろう。追いかけるには厳しい状況だが、明日も大ギャラリーの声援を受け優勝に向け一歩ずつ歩みを進めるのみだ。

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