<中日クラウンズ 初日◇1日◇名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース(6,545ヤード・パー70)>

 連日の雨でグリーンがやわらかくなった和合。去年とはまったく異なるコンディションで、「ここには連覇をしに来ている」と昨日話したディフェンディングチャンピオン・松村道央がいきなり魅せてくれた。

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 松村は出だしの1番、80ヤードのセカンドショットをサンドウェッジで1.5メートルにつけバーディ発進。「これで流れに乗れた」と3番では7メートルを沈めたのを皮切りに3連続バーディを奪取。勢いはとどまらず9番からも3連続バーディ、さらに12番と15番パー5でもスコアを伸ばし独走状態となった。

 そしてこの日一番の見せ場は16番、ティショットは右ラフへ行き「ボールは沈んでいて下が柔らかい」最悪のライに。セカンドは距離が出ず花道に落ちるが、そこからのアプローチがなんとチップイン。この時点で10アンダーと石川遼が2010年大会に出したこの大会の最小スコア“58”、12アンダーの大記録を視界に捉える。

 しかし、「もう1個バーディを獲ったら50台と思ったら硬くなってしまって」残り2ホールはパー。それでも、10バーディ・ノーボギーで“60”をマーク。国内ツアー歴代3位タイ、この大会では石川についで歴代2位の18ホール最小ストロークで単独首位発進を決めた。

 「自分のもっている最大限の力を発揮できた」とドヤ顔でこの日のプレーを振り返った松村。「これまでのキャリアにないし、連覇を狙えるのは自分だけ」とこの日も熱い思いを語った。この大会を連覇したことがあるのは青木功とジャンボ尾崎のレジェンド2名のみ。この勢いを維持し、3人目連覇達成者として長い「中日クラウンズ」の歴史にその名を刻み込むことができるか。

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