<中日クラウンズ 3日目◇3日◇名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース(6,545ヤード・パー70)>

 愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースにて開催されている、国内男子ツアー序盤戦の大一番「中日クラウンズ」の3日目。次第に本来の姿を取り戻しつつある和合で、強風が吹き荒れる前にベテランたちが輝いた。

遼、強風に苦しむも3位Tで最終日へ「最低限のことはできた」
 地元・愛知県出身、これまでツアー2勝を挙げ往年のゴルフファンにはお馴染みの桑原克典。1番で7メートルを沈めバーディ発進。2番パー5ではグリーン左ラフから斜面でクッションを入れる技ありのアプローチでピンチをしのぐと、4番パー3ではティショットを2メートルにつけ、スコアを伸ばした。同組の片山晋呉も最初の5ホールで4バーディ、快調なスタートを切り、ラフからやわらかいショットでピンにつけるなど多彩な技でギャラリーを魅了した。

 片山は後半1つスコアを落とし、この日スコアを3つ伸ばしトータル1アンダー16位タイに浮上。桑原は後半でもスコアを3つ伸ばし、鈴木亨と並んでこの日のベスト“66”をマーク。桑原と鈴木は44位タイから出たが、スコアを4つ伸ばしトータル2アンダー11位タイまで順位を上げた。

 上位陣たちを苦しめた強風が吹く前とはいえ、難易度が上がってきた和合で見事なプレー。桑原は昨年2部ツアーの試合で優勝、その資格で出場権を得た「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」では8位タイに入るなどプレーに手ごたえを得ている。2010年に失った賞金シード権を再び手にするべく奮闘中で今年のオフは「20〜30代の時のように練習しましたよ」と練習量を増やし、自分のプレーへの自信を深めてきたという。

 同い年の藤田寛之が先週の「つるやオープン」で優勝。今週の練習日には「練習量だけは追い抜けるように頑張るよ」と藤田につげた桑原。40を過ぎてなお輝きを放つ同級生から刺激を、地元の大勢のファンからは声援を受け明日も1つでも上の順位を目指す。

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