愛知県にある中京ゴルフ倶楽部石野コースを舞台に開催中の国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」の初日。自身初の大会連覇を目指す森田理香子は、5バーディ・1ボギーの“68”をマーク。飯島茜、フェービー・ヤオ(台湾)、笠りつ子と並ぶ首位タイで初日を終えた。
初日の森田理香子のプレーをLIVE PHOTOで振り返る!
不振にあえぐ昨季女王が得意コースで躍動した。アウトコースからスタートした森田は2番パー3で5メートルのパットを沈めてバーディを先行させると、さらに4番、6番と2つのバーディを奪取。序盤から快調にスコアを伸ばしてトーナメントをリードした。
森田はその後、7番パー4でバンカーからのセカンドショットをグリーン左奥に外してボギーとしたが、この日のボギーはこれ1つ。後半に入ってからは13番パー5で2オンに成功し、楽々バーディとすると、17番パー3では2メートルのパットを沈めてバーディ。安定したプレーで着実にスコアを伸ばし、4アンダー首位タイでホールアウトした。
この日は1日を通じてショット、パット共に安定していたという森田。バーディパットを打ち切れずカップをショートさせる場面もあったが、「めちゃくちゃ勿体ないのはなかったので」と危なげないプレーで3試合ぶりとなる60台のスコアをマークした。
大会連覇に向けて最高のスタートを切った森田だが、明日からのプレーについては、「成績よりも今からできることをしっかりやりたい」と自身の課題に集中する方針。しかし「明日明後日しっかりやれれば、優勝近くまでいけるはず」と自分のプレーには一定の手応えを掴んでいる。
「これから良くなるきっかけにしたい」初の賞金女王に輝いた昨シーズンは今大会の優勝を皮切りに2勝を含む4試合連続ベスト5入りを果たして、女王レースを独走した。はたして、今季も今大会の成績を自身の躍進につなげることができるか。
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