<関西オープン 2日目◇23日◇六甲カントリー倶楽部(7,037ヤード・パー72)>

 兵庫県にある六甲カントリー倶楽部で開催中の国内男子ツアー「関西オープン」の2日目。高橋勝成と中嶋常幸2人のベテランは大会を大いに沸かせるも無念の予選落ちとなった。

久々レギュラーツアー参戦の高橋勝成、予選通過に向け上々のスタート
 この日イーブンパーからスタートした高橋はいきなり1番でボギーを叩くと、そこから波に乗れず、途中連続バーディを奪い見せ場は作るも3バーディ・8ボギーの“77”、トータル5オーバーで尾崎将史らに続く60歳を越えての予選突破とはならなかった。

 それでも高橋の表情は明るく「楽しかった」と一言。「レギュラーツアーに出たくなったよ。今度は推薦枠ではなくちゃんとした形でね。マンデーなども受けてみようかな」と闘志に火がついたようだ。

 明日、明後日は観戦ツアーの解説として六甲カントリー倶楽部に登場し、マイクでギャラリーを楽しませる。「ファンのために」と何度も口にするファンを大切にする男は、明日以降は違ったかたちで今大会を盛り上げる。

 今季レギュラーツアー初出場となった中嶋常幸はプレーでファンを魅了。この日インスタートの中嶋は出だしの10番でバーディを奪うと13番、14番で連続バーディ。続く15番でダボを叩くも、18番もバーディを奪いスコアを2つ伸ばして折り返した。

 後半でも出だしの1番でバーディスタート。続く3番、6番でもバーディを奪った。最終9番ではボギーを叩くも7バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの“68”で4つ伸ばしフィニッシュ。しかし初日の出遅れが響きトータル3オーバーで予選通過とはならなかった。まだ手術したひざの具合が本調子でなくプレーをするのも危ぶまれた中嶋だったが予選2日間を無事完走。そんなレジェンドのプレーは多くのギャラリーの心を惹き付けた。

 今日のプレーを振り返り「やっと試合を思い出したよ」と中嶋。今日は昨日の膝への負担が少ないシューズではなく、飛距離の出るソフトスパイクを履きプレーしショットが安定した。

 「7オーバーからじゃ予選通過は厳しいね。だけど2日間通用することは分かった。3日間は分からないけど、順調だし自分の中では良かった」。ドライバーも一緒に回った藤田に負けない飛距離を出せて手応えを掴んで今大会を終えた。

 今後は「スターツシニアゴルフトーナメント」の後、「日本ゴルフツアー選手権」に出場予定。「もう大丈夫・・・と断言したい。90パーセントくらい回復している」と膝も順調にきている。2日間で大会を去ることとなったが、ツアー通算48勝のレジェンドは80周年大会にバーディラッシュで花を添え、次の大会に臨む。

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