<中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 最終日◇25日◇中京ゴルフ倶楽部石野コース(6,459ヤード・パー72)>

 国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」の最終日。勝みなみに続く今季2人目のアマチュア優勝を目指してスタートした堀琴音は3バーディ・4ボギーの“73”とスコアを伸ばせず8位タイに終わった。

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 「サイバーエージェントレディス」に続き最終日最終組でのラウンドとなった堀だが、この日もボギーが先行。思うようにチャンスメイクできずボギーを重ね、12番ホールまでにスコアを4つ落とす苦しい展開となり、優勝争いからは脱落してしまった。

 しかし、堀のゴルフに転機が訪れたのが13番パー5。サードショットを1メートルにつけて、この日初バーディを奪うと、15番から連続バーディを奪取。終盤の3バーディで4アンダーまでスコアを戻し、8位タイで今大会を終了。ツアー優勝には届かなかったが、森田遥ら決勝ラウンドに進出した選手を退け、ベストアマチュア賞を獲得した。

 ラウンド後、記者会見に臨んだ堀は、「(サイバーと同じく)悔しさは変わらないです。悔しいです」とこの日のゴルフを振り返った。終盤に奪った3バーディについては、「成長したかなと思います」と一定の評価をしたが、「最終日にボギーを4回も打つのは打ちすぎだと思いますし、アンダーパーで回りたかったです」と話すように、前回の悔しさを払拭することはできなかった。

 とはいえ、現在プロテストに挑戦中の堀にとって、今大会の成績が大きな自信となったことも確かだ。実は今大会において、堀が密かに自分自身に課していたことがある。それは“キャディに何も聞かず全て自分で判断すること”。これはキャディを帯同できないプロテストを想定したもので、風のジャッジやグリーンの読みなど、堀は全て自分の判断のみでプレーを進めていたのだ。

 「風を読み間違えたり、距離も間違えたりしましたけど、この順位はすごく自分にとって自信になりました」トーナメントの現場では、多くのプロが信頼するプロキャディと相談してプレーを進めていく。もちろん自分で全てを判断するプロもいるだろうが、この話を聞くと、堀の8位タイという順位がより輝いて見える。堀が見せたこの目先の結果を求めず、自分自身にストイックに向き合う姿勢こそ、今季のアマチュア旋風が生まれた要因の1つかもしれない。

<ゴルフ情報ALBA.Net>