<〜全英への道〜ミズノオープン 初日◇29日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,382ヤード・パー72)>

 4アンダーの6位タイスタートを決めた宮本勝昌。「今週(日本ダービー)は牝馬でしょ!」と趣味の競馬の話題になると笑顔が浮かぶが、ゴルフに関してはやや迷走気味だ。

宮里優作、全英へ向けて“アダムのパター”をテスト
 この日は5メートル以上のパットが4度決まるなど「パターが良く入って助けられた」とグリーン上で冴えを見せて好スタートを決めたが、持ち味の切れ味のあるショットはなりを潜めている。「先週も全然当たらなかった。実戦の中で試しながら…奥深くの方に悪いのがいそうなんで。うわべだけ直しても直らないと思うけど、むりくり奥にあるものをどうにかしようとするとゴルフにならなくなるので…」。

 それでも、こうして語れるのもショットの不調をカバーするパッティングの好調さがあればこそだ。そのパッティングに関して宮本は今季新たな挑戦を行っている。これまでのゴルフ人生でピンタイプしか使ってこなかったパターを、国内開幕戦の前週にマレットタイプにチェンジ。「何がいいかわからないけど、入ってくれている。見た目の違和感もないし」と好感触を得た。

 それに味をしめると、つるやオープン、中日クラウンズと毎日パターをチェンジ。マレットと名前の付くものはかたっぱしから投入して、もっとも自分にフィットするものを模索している。先週の関西オープンからは「4日間は同じものを使おうと決めた」と日替わりパターはやめたものの、今週もバッグに入っているのはまた違うパターだ。

 ピン一筋だった男が開幕から1か月半で“マレットマニア”に変貌。これだけ聞けばパターの悩みも深いようにうつるが「まぁ入る入る」と結果が出ているから笑いが止まらない。しかし、最後に全英オープンに話題が向かうと「全英いきたいですね。でも、本田(圭佑)も言っていたけど、結果を求めすぎてはいけない。プロセスが大事だから」とニヤリ。こんな軽妙なトークもこの人の魅力の一つではあるけれど。

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