<〜全英への道〜ミズノオープン 最終日◇1日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,382ヤード・パー72)>

 全英オープン出場権の国外全流出はなんとか免れた。「〜全英への道〜ミズノオープン」は大会名が示す通り、今大会の上位4選手に7月のメジャー第3戦「全英オープン」への出場権が与えられる。今年は優勝した張棟圭(韓国)、ジュビック・パグンサン(フィリピン)、金亨泰(韓国)、そして日本勢ではトータル11アンダーの3位タイに食い込んだ近藤共弘が出場権を手にした。

今季4度目5位以内の最終日、近藤共弘を悩ませるイヤ〜な流れ
 混戦の中抜け出した張、パグンサンの出場権獲得は濃厚だったが、残る2枠は熾烈な争いだった。金に加えマイケル・ヘンドリー(オーストラリア)、I・H・ホ(韓国)が序盤からチャージをかけて出場権獲得圏内に浮上。一時は4枠すべてが海外勢に独占される勢いだった。もしミズノオープンからの出場枠が海外勢で埋まれば、2011年以来2度目の出場権国外流出だった。

 1枠を死守した近藤も、出場権獲得に胸をなでおろした。今季は最終日をトップ5で迎えること4回と抜群の安定感を誇ってきたが、最終日に失速するパターンが続いていた。それだけに、最終日の呪縛を破って“67”をマークしたことは今後につながる結果と言える。

 全英に向けても「持病の脚の怪我のケアもあって、全米オープン予選は回避したのでその分全英オープンの出場権は獲りたかった。上位4人は厳しい枠だなと思っていたけど、良い調子で来ていたので、結果を出すことができて良かった」と息を吐いた。

 全英オープン出場は07年、09年以来3度目。過去2度はいずれも予選落ちに終わっているが、今年は2日間で終わるつもりはない。「昔と今を比較すれば、技術は前回より良くなっているし、“ゴルフをやってきた”という経験には自身もある。1パターンでは通用しないので、いろいろな引き出しを試したい」とここ数年の集大成と位置付けている。

 自信は2011年以来優勝から遠ざかっているが、序盤戦の安定感そのままに聖地への切符をつかみとった。次に目指すはリーダーボードの一番上だ。