<リゾートトラストレディス 最終日◇1日◇関西ゴルフ倶楽部(6,510ヤード・パー72)>

 アマチュア堀琴音が1984年以来、30年ぶりとなる大記録を打ち立てた。国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」の最終日。トータル4アンダー7位タイからスタートした堀はこの日もノーボギーの安定したゴルフでスコアを2つ伸ばし、6アンダー8位タイで競技を終了。5月の「サイバーエージェントレディス」から続く出場3試合連続ベスト10フィニッシュはアマチュア選手では清元登子、中島恵利華以来史上3人目の快挙となった。

今週も活躍した堀琴音のプレーはLIVE PHOTOで振り返る!!
 「最終日にアンダーパーで回る」今大会を迎えた時点で2試合連続ベスト10入りしていた堀だが、いずれも最終日にスコアを落としていた。そのため、この日はアンダーパーのラウンドを目標に掲げてスタート。1番ホールではいきなり、セカンドショットをグリーン左に外すピンチを招いたが、オフの間に磨き縫いたショートゲームでこれをパーセーブ。1日を通じて「イメージが良かった」というアプローチを武器に手堅くパーを重ねていった。

 そしてスコアを1つ伸ばして迎えた17番パー3。ホールインワンに800万円の特別賞がかけられたこのホールで、堀が振り抜いた7番アイアンのティショットは、思い描いた通りの軌道でピンに一直線。ボールはカップのわずか右を通過して、ホールインワンにこそならなかったが、試合終盤に値千金のバーディを奪取して、この時点で8位タイに浮上。最終ホールもきっちりパーとした堀は、目標に掲げたアンダーパーのスコアでホールアウト。初日の14番をボギーとして以来、40ホール連続ノーボギーという抜群の安定感で30年ぶりの大記録を引き寄せた。

 「すごい嬉しいです。素直に嬉しいです」ラウンド後、3試合連続ベスト10という大記録について伝えられた堀の顔には18歳らしいあどけない笑顔が光った。予選落ちを喫した昨年大会から1年の時を経て、ベスト10フィニッシュに大記録達成。「去年より上手くなったかな」技術面、フィジカル面、そしてメンタル面と確かな成長を実感した1週間だった。

 堀は2週間後の「サントリーレディスオープン」に出場を予定。会場となる六甲国際ゴルフ倶楽部は自宅から近く、これまで鍛錬を重ねてきたホームコースだ。「思い入れは深いです。ぜひ、サントリーでも頑張りたい」今度は、史上2人目となる4試合連続ベスト10、そして勝みなみに続くアマチュアでのツアー優勝を目指していく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>