米国男子ツアー「ザ・メモリアル・トーナメント」で青木功、丸山茂樹、今田竜二に続く日本人史上4人目の米ツアー優勝を達成した松山英樹。マスターズ覇者バッバ・ワトソン(米国)、アダム・スコット(オーストラリア)という現在の世界トップ2とも言える2人を抑えての優勝だけに米国でも大きな注目を集めている。

松山英樹、実感込めた「嬉しい」 プレーオフ制し米ツアー初優勝
 松山が世界で最初に注目を集めたのが2011年の「マスターズ」。前年のアジアアマチュア選手権優勝の権利で初めてオーガスタの地を踏むと、27位タイに食い込んで日本人史上初のローアマチュアに輝いた。同年は日本で東日本大震災が起こったこともあり、被災地からきた若者の活躍にパトロン達もスタンディングオベーションで応えた。

 同じ年には「三井住友VISA太平洋マスターズ」で倉本昌弘、石川遼に続くアマチュア優勝を達成。アジアアマを連覇して2012年にはマスターズ2年連続出場を果たした。そして、2013年に大学生ながらプロに転向すると2試合目の「つるやオープン」で早々に優勝。年間4勝を挙げて史上初のルーキーイヤー賞金王となった。

 この年から海外へも視線をうつし、全米オープン10位タイ、全英オープン6位タイをきっかけにわずか7試合で2013-14シーズンのシード権を獲得。今季から米ツアーに本格参戦を果たした。その開幕戦「フライズ・ドットコム・オープン」では3位タイといきなり上位フィニッシュ。2014年に入っても「ウェイストマネージメント・フェニックスオープン」で優勝争いにくいこんだ。

 連戦の疲れから背中痛、左手親指付け根の関節炎、左腕の痛みなど度重なる怪我にも悩まされた。しかし、怪我の回復と共に状態も上向き、ここにきてようやく戦える準備が整った。松山英樹の名前が世に出てからまだ5年。22歳の怪物の歩みは始まったばかりだ。

2010年「アジアアマチュア選手権」 優勝
2011年「マスターズ」 27位タイ 日本人史上初ローアマチュア
2011年「三井住友VISA太平洋マスターズ」 倉本、石川に続く史上3人目アマチュア優勝
2012年「マスターズ」 54位タイ
2013年「つるやオープン」 優勝 ツアー史上最速プロ2試合目での優勝
2013年「ダイヤモンドカップゴルフ」 優勝
2013年「全米オープン」 10位タイ
2013年「全英オープン」 6位タイ 日本人史上初メジャー連続トップ10
2013年「フジサンケイクラシック」 優勝
2013年「フライズドットコムオープン」 3位タイ
2013年「カシオワールドオープン」 優勝 最終戦を待たずにルーキーイヤー賞金王
2014年「ウェイストマネージメント・フェニックスオープン」 4位タイ
2014年「ザ・メモリアルトーナメント」 優勝

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